多くの情報が省略されてしまう
ということを言いました。
これにより、発信された言葉を
そのまま受け取ると、
全体が見えないまま
捉えてしまいます。
こんなことを防ぐには、
相手に質問をする必要があります。
例えば、こんな感じです。
「いや～、超困ったわ～」
「何が困ったの？」
「彼女のA子なんだけどさ～
何か知らないけど、
機嫌悪いんだよね～」
「機嫌悪いって、どんな感じで？」
「メールしても返事ないし、
電話も出ないんだよ」
「それはいつから？」
「3日前の9月19日に、
一緒に晩飯食べた後から」
「その時の様子は？」
「いつも通りだったよ」
「いつも通りって？」
「いつも行くお店に行って、
他愛もない話をして、
っていうパターン」
「そのパターンがいつもなの？
最初から最後まで？」
「そうだね。話をして、
それなりに盛り上がって
楽しんだら、お会計して
帰るっていう・・ん？」
「どうしたの？」
「そういえば、
会計して帰ろうとしたあたりから
機嫌悪くなったような気が・・」
「なんかその辺が怪しいね。
その時何かした？」
「何も。
会計して、店を出ただけ」
「何もしてないのに
機嫌が悪くなるなんて、
何か変じゃない？」
「そうなんだよね～
何かやっちゃったのかな～、俺」
「案外、何もしてないのが
原因だったりして」
「何もしてないのが？
なにかやらなきゃ
いけなかったとか？」
「そうかもね。
例えば、何かの
記念日だったとか」
「記念日ね～・・」
「・・・」
「・・・・・・あっ！」
「どうしたの？」
「えっとですね・・
9月19日は・・A子の
誕生日だった・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・まさかお祝いしてないの？」
「・・・はい・・・・」
「早く謝ってこ――――い！！」
「はい―――――――！！！」
とまぁ、こんな感じです。
彼女が不機嫌になった理由を、
質問を重ねたことで、見事に
全体を浮かび上がらせませたね。
今回のように、お互いに
状況を共有できるような質問が
できたらとてもいいです。
そうすれば、
相手の立場に立って
一緒に考えることが
できますからね。
質問を重ねることで、
見えていなかったものが
見えてきます。
今回の例は、
相手の悩みを解決する聞き方
でしたが、自分に対する場合も、
基本的にやりかたは同じです。
例えば、
「オマエなんかキライ」
「オマエほんとムカつくよな」
「だからオマエはダメなんだよ」
みたいなやつです。
自分にとって、
負の感情が動くような事を
言われたのならば、
「何でこの人は、こんな
ヒドイことを言うのだろう」
という考え方を持ち、
わからなければ質問する
ということです。
少なくとも、相手は、
あなたに対して
イラッとしています。
全部キライということは
まずないので、
相手はあなたのどこか
一部分に対して、
イラッとしているわけです。
その原因を質問という方法で
見つけるのです。
その回答を得た上で、
直さなきゃいけなければ
修正しないといけないですし、
単に相手のワガママと感じたなら、
あなたのその思いを伝えるか、
その相手とは関わらないという
手を打てばいいでしょう。
原因に目を向けずに
そのまま自信を失うのは、
とてももったいないことです。
その原因の多くが、
意外とあっさり解決できること
だったりします。
解決したら、
それだけ成長しますし、何より、
自信がつきます。
あなたが自信を失ってしまった理由、
よかったら探してみませんか。
もちろん、
あなたのペースで。
☆いつも感謝しています。
あなたが、自分と同じように
自信を失って苦しんでいる方のために、
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情報を拡散していただいていることを。
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