「丁か.. 半か..?」

「分からんわけじゃあるまい..?」

「俺が聞いてるのは..この目が丁か半かってことじゃ既にない」

「俺が聞いてるのは..」

 

 

「生きていたいのか?死にたいのか.. ってこと」

ヤクザの賭場でアカギは勝ち尽くした

その額2億

従来テラ銭を取るだけのヤクザであって あまりに一人の客がバカ勝ちすることで客が離れれば テラ銭の収入は激減する

そうなればヤクザも引くに引けない

ついには総額を賭けて アカギに勝負を挑む

しかし勝ったのはアカギ

そうなればヤクザはヤクザでしかなく 3・5の丁でも半と言い張る

 

 

「丁だ」

それでもアカギという男は引かない

 

 

「...ねじ曲げられねぇんだ 自分が死ぬことと 博打の出た目はよ」

アカギに迫る無意味な死

無意味な死とはアカギの口にしていた博打の本質

 

 

救援が訪れ九死に一生を得たのもアカギの運

 

 

「そうやって助かった命で一体なにをするのか それが見えぬ限りただ生き延びてもなにがなにやら..」

アカギは呟く

 

 

「それより死ぬときには死ねばいいと思う」

「相手が狂人だろうとなんだろうと死ぬ時が来たなら」

ただ死ねばいい」

異才ゆえに人生に『飽き』をもたらす

結果は どんな犬死でも構わない みたいな気になる

しかしその本質は異なる

 

 

「お前が心底望んでいるのは 冷たい死ではない 常人には触れることすらできない そんな熱湯のような「生」だ ヒリヒリと 或いはチリチリと 焦げつくような「生」...」

その異才ゆえにアカギには敵がいない

・・・・・

パチンコに『飽き』を感じてしまってから どのくらい経過したことか?と思い耽る

新宿の1パチ勝利からはじまって 関内のマイホという充実した環境を見つけて半年ばかりの頃

経験はなくとも 欲望をコントロールすることに軸を置いて 技術や知識なくして勝ち抜けることを実証できました

実はその達成時点で パチンコは勝負事ではなく 暇潰しでしかなくなっていた

その後は 北斗6やらエヴァ9やらで大きく勝ち越しますが それでも自分自身の内にある『飽き』を誤魔化すことはできない

パチンコは楽しむことにかけては最高の素材であるが 焦げつくほどの「生」を感じることはできない

飽きているのに マイホで打つ矛盾

???

 

暇人ゆえかなぁ(笑)

 

おろ~

 

霧風きりこTwitter

 

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