親に介護が必要となったとき、兄弟、姉妹間で介護に対する考え方が違って、もめてしまうことってあると思います。
そんな時、どうしたらいいの?
乱暴な言い方ですが、中心となる方(キーパーソン)にお任せして、他の方は従うしかないと思います。
もちろん、「他の方は口を出すな」などという極論を言うつもりはありません。
大前提として、親に介護が必要になった時、誰が中心となって面倒をみるか(どなたをキーパーソンにするか)はよく話し合いをした上で決めることが大事だと思います。
「長男だから」、「長男の嫁だから」って理由だけでなくて、
・面倒をみたいという気持ちがあるか
・時間的な余裕はあるか
・親との物理的な距離はどうか
・金銭的に余裕はあるか
・親との仲は良いか
・安心して任せられるか
などなどをよくよく検討して決めると良いと思います。
そして、その中心になった方以外は、後方支援に回ります。
・中心になった方が出来ないところをお手伝いする
・中心になった方に足りない情報を収集して提案する
・金銭的な支援をする
・労をねぎらう
など
はたから見ていると、おかしいと思ったり、納得出来ないこともあるかもしれませんね。
でも、基本は中心になる方にお任せするべきだと思います。
中心になって面倒をみている人にしか分からないことも沢山あるからです。
納得いかないと言って、口を出して、いい事は何もありません。
兄弟でもめて、果たして介護が必要になった親は喜ぶでしょうか?
それでも、おかしいと思う時、その時はケアマネジャーや相談員などの専門職に直接相談し、話を聞いてみましょう。
意外に自分は知らなかった事を聞いて、びっくりすることがあるかもしれませんよ。
家族みんなが納得できる親孝行が出来るといいですね!!