後藤健二と橋下徹 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

特報!政経マンガ『アイドル新党なでしこ!』第7話「進撃の庶民」掲載
http://ameblo.jp/shingekinosyomin/entry-11984073680.html

『テロ犠牲者・後藤健二さんのご冥福をお祈りします』

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『Ⅰ:何よりも責めされるべきはテロリスト』

『イスラム国の残虐行為を許さない』


こう着状態だった
ISIL(イスラム国)の邦人人質事件ですが、後藤さんと見られる人物が殺害される動画が投稿された模様です。テロリストの残虐な行為を強く非難すると同時に、テロの犠牲となった後藤さんのご冥福を心からお祈り致します。

『世界的なトップニュース』

邦人拘束事件の特徴は、世界的に大きく取り上げられたニュースだという点です。恐らく安倍総理も就任以来最も海外メディアに取り上げられたのでは無いでしょうか?安倍総理は中東歴訪前に、色々問題のある時期に出掛けるのはラッキーだと発言していたそうで、総理の望み通りの展開です。

『今回のテロの目的は何か?』

ISIL
の邦人拘束殺害事件とは一体ナンだったのか?考えてみたいと思います。後藤さんの妻には、既に昨年の段階で身代金の要求があり、外務省も対策本部を設けて対応していました。テロの脅しに屈しないのは当然ですが、二ヶ月程度が経ち身代金が取れない事が分かったから事件が発生した気がします。

『身代金目的ではない身代金要求』

ISIL
に拘束されたフランスやスペインの人質はテロリストに身代金を払って解放された模様です。日本はダッカのハイジャック事件で心底テロに屈する愚かさを学んでいますので身代金の要求には応じませんでした。つまりISILは二人の邦人を殺害する事を決めパフォーマンスとして今回の事件を起こしたのです。

『Ⅱ:今だからこそ、今後のテロ対策を考える』

『アラブ人は全員同じに見えます』

コメント欄にお寄せ頂いた情報なのですが、自衛隊がテロ対策で中東に派遣されても、現地の実情が何も分からない状況では、敵と味方の区別も出来ないとの意見をご紹介頂きました。確かに全くその通りで、私もアラブ人は全員同じに見えます。素人が勝手に慣れない事に手を出せば怪我をするのは当然です。

『対テロ戦争での自衛隊派遣に反対』

日本人は現在百万人以上が海外に在住しており、この百万人の同胞を見殺しにすることは国家として出来ませんが、自衛隊の派遣は慎重に検討すべきです。英国の新聞など社説で早速自衛隊をテロ戦争に参加させろとの主張を発表しましたが、泥沼化する米英の中東政策に日本が加担する必要は全く有りません。

『テロ対策の専門家の不在』

私はテロ対策で警察以上、軍隊以下の組織の創設を求めていますが、色々参考になるご意見をコメント欄にて頂戴しました。組織改変の話をすると問題が本質から外れるとの意見で、全くその通りだと思いました。ただ今回の事件で明らかになったのは、日本には海外でのテロ事件に対応する専門家が存在しない点です。

『Ⅲ:テロリズムと大阪都構想の類似性』

『行政改革は必ず失敗する』

中野剛志氏は駄目になる組織は、組織改編を繰り返しもっと駄目になると指摘しています。橋本内閣での省庁再編が失敗に終ったのが良い例です。ハシモト繋がりの橋下徹氏の大阪都構想なども、大阪市の解体を目指しており、失敗する事が既に分かっています。大阪市民に対する橋下テロに警戒が必要です。

『唯一の行政改革の成功例は幕府』

しかし、世界一古い歴史を誇る我が国の歴史を振り返れば、行政改革の成功例もあります。それは鎌倉幕府です。つまり幕府とは、既存の朝廷の行政機構を完全に残して、それとは全く別の行政機関を新たに作った事が特徴なのです。つまり橋下氏とは全く逆の発想で、二重行政によって行革に成功したのです。

『政府が二つあった国、ニッポン!』

考えてみればこれほどの無駄はありませんが、日本国には700年もの間、幕府と朝廷という政府が二つありました。ところが、そのお陰で諸外国に比べれば日本国民は低い税負担で済んでいた訳でこれは驚異的な事です。更に日本は封建国家でしたから、実際には三重行政だったのです。

『Ⅳ:二重行政のどこが悪いんじゃ?』

『江戸時代には東京都も二つあった!』

江戸時代の都庁に相当する役所は、北町奉行所と南町奉行所ですが、これは行政エリアを示す言葉ではありません。実は、同じ町奉行所が二つあり、同じエリアを管轄していたのです。奉行所は半月間は窓口業務を行い、半月は事務処理をしていました。片方の窓口が閉まっているときに、もう片方が業務を行ったのです。

『二重行政の方が、効率が良い』

ナゼ町奉行が二つあったのか謎ですが、幕府と朝廷という二つの政府が存在した日本だから、奉行所が二つあっても違和感が無かったのかも知れません。町奉行所は幕末には100万人の江戸町民を250人の官僚で治めていました。驚異的な小さな政府です。二重行政万歳!

『改革じゃなくて改善ですよ』

大阪都構想がクソなのは、行政の無駄を削る為に組織改変を行うとの点です。まともな社会人なら誰でも分かる事ですが、無駄が有ると仮定して、それを削るなら、組織はそのままにして具体的な無駄をピックアップした方が効率が良いのは分かり切った事です。これを世界的に有名な日本語でカイゼンと言います。

『Ⅴ:テロ専門の特務機関の創設を!』

『新しい役所を新たに作るべき』

今後のテロ対策としては、専門機関を作る方が早いと思います。自衛隊は周辺有事の防衛担当、外務省はパーティ外交の専門部局です。テロは21世紀型の戦争であり、これに対応するためには常に世界展開し、日々情報収拾を行い、場合によっては実力行使も辞さない諜報機関が不可欠なのです。

『国民の生命財産を守るのが政府』

今の日本政府には国民の生命財産を守る力が無い事が改めて証明されました。アメリカに依存して自国の安全を保つ事が難しい事が証明もされました。繰り返しになりますが、特殊部隊を持つ諜報機関、
NINJA(Natinal security INtelligence of JApan)の創設を政府に強く求めて本稿を閉じたいと思います。

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「ディー・ライト /Groove Is In The Heart」


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