水島総と佐藤健志たち | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

『田母神スキャンダル!ホシュの内ゲバと保守主義者』

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『評価できる世界への情報発信』

朝日新聞を糺す会の集団訴訟で、水島総氏と加瀬英明氏が外国人記者クラブで会見を行いました。普段は水島さんに辛口な私も世界に向けての正しい情報発信については高く評価したいと思います。安倍談話に向けての情報工作が激しさを増す中での、歴史の捏造は許さないという国民の意志は重要です。

『サヨクの手法を学ぶべきでは?』

しかし朝日新聞を糺す会については、朝鮮人戦地売春婦の捏造報道を行った植村隆元記者、高木健一弁護士、福島瑞穂氏など、個人も訴えるべきであり、朝日新聞という組織を訴えても、サヨクは痛くも痒くもないというのが本当のところです。保守はもっとサヨクの言論封殺の手法を学ぶべきでしょう。

『佐藤健志のパラドックス』

昨年公式サイトを立ち上げるなど精力的に情報発信を行う佐藤健志氏ですが、彼の言論活動の多くは、水島氏などの保守言論人に対する諫言であることが特徴的です。特に「愛国のパラドックス」出版に合わせたかのような、田母神俊雄事務所の政治資金不正流用事件の発生はタイミングが良過ぎました。

『田母神俊雄のパラドックス』

保守のヒーローだった田母神俊雄事務所が都知事選挙で集まった1億円以上の草莽の寄付金を赤坂の高級コリアン・クラブなどに注ぎ込むという事件は、現代の保守運動の問題点を浮き彫りにしています。佐藤氏は現状を「保守の内ゲバ」とブログで表現し懸念を表明しています。

『これが愛国のパラドックスなのか?』

佐藤氏は著書「愛国のパラドックス」内で保守だと思っている運動は、実は愛国左翼的なモノであり、左翼の政治運動と対をなしているのに過ぎないと看破しています。それ故、保守運動の結果起こるのは戦後体制の強化であるとの見立てです。左翼の鏡としての保守運動なら内ゲバは必然という訳です。

『安倍政権誕生以降は悲劇の繰り返し』

安倍政権誕生をピークとして、保守運動は分裂と対立を繰り返して来ました。チャンネル桜でも
TPP交渉参加を契機にTPP反対派が離れ、消費税反対運動の結果、倉山満氏が桜と決別し、それとは無関係に古谷ツネヒラ氏がさくラジを降板し、今回の田母神スキャンダルと分裂と内紛が続いています。

『チャンネル桜の内紛の二つの視点』

これには、二つの異なる視点から状況を見ることが出来ます。ひとつは、安倍政権のベオリベ路線に対する反発。つまり移民政策など国民を貧しくする諸政策を強行する安倍政権への姿勢の違いから生じる対立。もうひとつは、アベ批判という共通の目標を打ち立てられない事による内紛。この二つです。

『戦後保守とは何か?』

佐藤健志氏の師匠
筋の西部邁氏ですが、そもそも明治維新が進歩主義じゃないか!と批判しています。佐藤氏も戦前の日本が、進歩主義であり保守ではない、つまり取り戻す日本には保守が無かったと、耳の痛い指摘をしています。この矛盾を抱える保守派を、私は勝手に『戦後保守』と呼ばせて頂いております。

『戦後保守は消えるべき』

この戦後保守のアイコンとも呼べる人物が、私は、水島氏と田母神氏だと思います。左翼運動のオゾマしい姿を目に焼き付けてきた団塊の世代に戦後保守が多いのも特徴です。挫折に次ぐ挫折を繰り返して来た戦後保守は、安倍総理に最後の望みを託しているのです。戦後保守が続く限り戦後は続きます。

『そして誰もいなくなった・・・』

傷つき哀しみに暮れて来た戦後保守は頑張って来たのです。しかしもう、時代は変わりつつ有ります。佐藤氏、三橋氏、藤井氏、中野氏などの左右対立の構造から離れた保守主義者に、そろそろバトンタッチして良い時期だと思います。戦後保守が消えるとき、敗戦国体制も終焉する可能性が生まれると感じています。



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「YMO/千のナイフ(ダンス・パフューム)


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