消費税と財務省 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

『アホに真実を伝える方法について検討する』


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『消費税10%への増税、選挙公約通り確定』

国会で安倍総理の公約通り20174月からの消費税10%への増税が確定する法案が可決されました。今回の法改正では、安倍総理の約束通り附則18条の景気条項が削除されています。消費税を増税した場合、その悪影響は数年後に最大化するとされ、8%への増税のショックの真っただ中での再増税です。

『消費税8%への増税で
GDPはマイナス成長』

首相官邸まで押掛けて消費税の8%への増税に反対した私ですが、予想どおり
2014年の実質GDPはマイナス成長が確定しました。こんな事は前から解っていた話で、多くのシンクタンクが予想した通りの結果です。安倍総理は金融緩和で増税のショックは軽減出来ると信じていましたが、全くのデタラメでした。

『消費税増税分より多くの消費が減った!』

面白いデータが先日発表されました。2月の消費支出が11ヶ月連続のマイナスで前年比2.9%減だそうです。つまり大雑把に見ると、賢明な日本国民は増税分の消費を節約して生活防衛をしたのです。安倍総理と財務省が企んだ、国民からお金を巻上げる作戦は失敗に終りました。


http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0MN01520150327?rpc=122


『10%への増税で個人消費は更に減る』

これは示唆に富みます。つまり、消費税を10%に再増税した場合、国民は更に消費を絞り、日本経済はもっと冷え込む事が確実になったのです。財務省の御用学者は、消費税は将来更に増税が必要だとの説を唱えていますが、その場合の日本経済は、パイそのものが縮小して予想どおりの税が取れず元の木阿弥でしょう。

『チャイニーズの爆買いの正体』

最近、目につく言葉「爆買い」ですが、これにはカラクリがあります。何とチャイニーズなどの外国人観光客には、消費税が免除されているのです。何でも外国人を優先する安倍総理らしい政策ですが、是非とも日本国民に対して全額消費税を免除して頂きたいです。日本国民の爆買いが全国で起きるでしょう

『消費税還付金という補助金』

岩本沙弓氏によると消費税とは、元々フランス政府が国営企業のルノーへの輸出補助金という名目で考え出した税制だそうです。消費税でも輸出品に対しては消費税が掛かりません。当然ながら輸出企業へは毎年数兆円の消費税還付金が税務署から振り込まれるのです。税金を払うどころか逆にお金が入るのです。

『国民経済には税を払う余力ナシ』

97年に橋本内閣が消費税を5%に増税して日本はデフレに突入しました。デフレが悪なのは、物価の下落以上に賃金が下がるからです。そして今回の8%への増税でも同じような現象が発生しています。これは現在の国民経済には、余計な税を払う余力が無い事を示しています。ある種、機能的財政論の証明です。

『機能的財政論とは何か?』

財務省や増税を主張する経済学者の多くは、明らかに貨幣をモノと見ています。彼らからするとお金は金銀財宝の一種なのです。ところが、機能的財政論からすると、貨幣はモノではなく共同体を運営するシステムの一部であり、世の中を上手く動かす為の触媒と捉えます。お金が足りなければ刷れば良いのです。

『エリートが馬鹿な場合どうするか?』

経済成長によって財政を健全化するのはギャンブルと、与太話をする学者は大抵、財務省
OBの工作員です。偉い先生が仰るのだから正しいのだろうと、日々の生活で忙しい一般庶民は思ってしまいます。財務官僚の多くは学歴エリートであり信用が有ります。コイツらが馬鹿な場合どうすれば良いのでしょうか?

『大きな敵より小さな敵、個別攻撃で叩き潰せ』

例えば、最近チャンネル桜に松田学という財務省出身の失業政治家が出ています。恐らくネトウヨビジネスで政界返咲きを狙っているのかも知れません。こんなアホを片っ端から一人ずつ叩き潰して行くのはどうでしょうか?財務省という大きな敵ではなく、目に見える小さな敵を個別攻撃して潰すのもアリです。

『お金とは何かに辿り着く』

もう一つの方法はお金とは何か?経済とは何か?という根源的な問題について議論を深める事です。幸いな事に経済とは直ぐに結果でしまうという特性があります。リフレ理論がインフレターゲットの失敗で崩壊したように財政均衡主義も崩壊目前です。何故なら、いつまで経っても我が国は財政破綻が起きないからです。

『シンプルな政策パッケージの提示を』

比較的経済が上手く行っている米中は格差が極限まで拡大し、ユーロの呪いが解けない
EUは見下していた日本より無様な姿を晒しています。エリートがアホなのは日本だけでは無さそうです。財政出動と規制強化による内需中心の国民経済の確立というシンプルな政策パッケージの提示が代替案として必要です。

『周回遅れ故にトップランナーである日本』

財務官僚や安倍総理など指導層は冷戦構造の頭から抜けきれないまま、幸いな事に日本はグローバリズムというバスに乗り遅れました。そして乗り遅れたバスは、リーマンショックという大事故で潰れてしまったのです。ポスト・グローバリズムの時代の扉を開く条件が一番整っているのは、周回遅れの我が日本です。

『輸入品しか喜ばないエリートたち』

様々な諸条件を読み解けば機能的財政論という答が導き出されると思うのですが、舶来品と教科書にしか真理が無いと思い込んでいるアホどもが官邸と財務省を占拠している状況は厳しいです。いっそ誰か英語で経世済民思想についての論文でも書いてノーベル賞を取るかベストセラーにするのかが、早いかも知れません。

『逆輸入で夷を以て夷を制す』

廣宮孝信さんは海外の学会で論文を発表して博士号を取られた様ですし、中野剛志さんも藤井聡さんも、英語で論文は書けるハズです。外国で評価が高いと何でも掌返しするのは、日本人の悪いクセですが、経世済民の思想を政府の政策に採用する為に、逆輸入狙いで世界に情報発信するのはアリだと思います。


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