英国消滅と愚衆政治 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「グローバリズム終焉を示すEU離脱の英国の国民投票ですが、UKに大きな傷跡を残したのも事実です。表題の図の得票率の差が総てを物語ります」

『愚衆政治を乱用する偽装保守が、日英を破壊する!』

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『何の為に議会があるのか?』

私が言論界の「狂犬」と名付けている哲学者の適菜収さんが、ラジオ番組の
「おはよう寺ちゃん」で、今回の英国のEU離脱の可否を問う国民投票について苦言を呈していました。このような国家を二分するような重要な問題こそ議会で議論すべきだと云うのです。これを議会で話し合わないでナニを議論するのか?と、

『UKを傷つけたEU離脱』

表題の色分けされた英国の地図ですが、今回の国民投票の可否の割合を色で現したものです。イングランドは離脱派、スコットランドと北アイルランドは残留派、移民の多いロンドン近郊は残留派が多数と、英国が地域ごとに分断されている事が明白に分ります。早速、各地域で連合王国からの分離独立運動が発生です。

『大阪都構想と似ているEU離脱』

この地域を分断し対立を煽る構図は、橋下徹が主導した大阪都構想の住民投票と似ていると適菜氏も指摘しています。住民の間に無用な対立を残すという点で、住民投票は政策決定に適さない制度なのです。辞意を表明したキャメロンはスコットランド独立の住民投票を行った前科がアリ、コレぞ正に愚衆政治の極みです。

『18歳選挙権・亡国論』

今回の参議院選挙では、アベ政権が推進した18歳選挙権が国政選挙に導入されます。これは安倍総理が決めた憲法改正の国民投票法が、18歳で投票権を認めた事に対する整合性を取るためのモノです。未成年の高校生に選挙権を与えるという事は、オトナじゃ無い人間でも重要な事の決定を委ねるとの政府の意志です。

『国民は全部、B層がイイ!』

高校の校則に拘束される子供に選挙権を与えるのですから、国民は全員未成年レベルで良いと安倍総理は考えている証拠です。かつてマッカーサーが日本人は12歳の子供と莫迦にした事を、実践するとは、流石戦後レジームを完成させる事に血眼になる安倍総理だけはアリます。国民が全部B層の方が幸いという事です。

『革命は混乱の中から産まれる』

例えば逆に20歳の成人を18歳に引き下げるという案もあります。タバコも酒も18歳に引き下げるという案が自民党から出ていました。教育も戦前の旧制中学の5年制に戻せば、18歳で中等教育を終える事も出来ます。しかし制度を、いじくる事で社会を混乱させる事は、革命の常套手段だという点が重要です。

『愚衆政治家の筆頭が、安倍晋三である』

安倍総理は、憲法改正を狙っていると語られていますが、私は、憲法改正で国論を二分する様な事は有ってはならないと考えています。最後に行われる国民投票はあくまでセレモニーであるべきで、事前の調査で大多数の国民が賛成しない様な憲法改正は行うべきではありません。愚衆政治に利用されるのは危険です。

『間接民主制が滅ぶ時、英国も滅ぶ』

英国は専制政治に対して議会制民主主義の力で発展した国です。ところが今回の国民投票では間接民主制を放棄して国家分断の危機を招いています。英国は民主主義を放棄する事で崩壊するでしょう。日本でも安倍晋三という希代の愚衆政治家がトップにある以上、同様の危機に瀕している事を国民は十分認識すべきです。

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