日本を滅ぼす経済学説 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「お金をモノだと勘違いしているトンでも経済学の害毒で国民生活に被害が及んでいる日本ですが、ベーシックインカムというインチキを暴きます」
『ベーシックインカムの間違いを徹底解説』
 

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『生理的に受け付けない給付金』

 

もう流行遅れになっていますが、未だにベーシックインカム云々を見掛ける事もありますので、この間違いを徹底的に指摘したいと思います。先ず最初に私は生理的に給付金が嫌いです。麻生政権の給付金も、恵比寿のジョエル・ロブションでランチを食べて瞬間的に使いました。理屈上は景気対策でしたので貢献ですよ。

 

『二つの異なるベーシックインカム』

 

ベーシックインカムと言っても、世間では二通りの異なる方法があります。一つはミルトン・フリードマンが唱えた『負の所得税』としてのベーシックインカム。もう一つは金融緩和万能論をルーツに持つ『ヘリコプターマネー』としてのベーシックインカムです。財源が税金と通貨発行益(シニョリッジ)の違いです。

 

『貧すれば鈍する、お笑いコンビとは?』

 

仮に二つのベーシックインカムを嘲笑を込めて「とんするず」と名付けるとすると、このお笑いコンビの石橋○明に相当するベーシックインカムが、政府の消滅を目指す財源が税金の負の所得税型ベーシックインカムです。つまり国民から集めた税金の内、必要最低限の行政に使った残りを国民に均等割して配る方法です。

 

『政府の消滅を目指すベーシックインカム』

 

国民から機械的にカネを集め、消費税や所得税で集めた税金を、機械的に再分配すれば、理論的には国家が消滅します。キメの細かな公共福祉サービスなど不要となり、何よりネオリベが敵視する公共事業が不要になります。インフラは全部民営化して受益者負担で行えば良いのです。つまりアナーキズムがその本性です。

 

『精神が腐っているマネタリスト』

 

しかし税金を集めて分配するだけのベーシックインカムは最近の人気は落ち目で、それに代わり「とんするず」のもう一方、○梨憲武に相当するのが、マネタリスト=金融緩和万能論=ヘリコプターマネー型のベーシックインカムです。こちらは今も生息しているのが不思議な、リフレ派に多いのが特徴で質が悪いのです。

 

『ヘリコプターマネー亡国論』

 

この○梨憲武の方のベーシックインカムも、ルーツはミルトン・フリードマンです。ヘリコプターマネーと呼ばれる、金融緩和で発生させたマネーを中央銀行の当座預金から国民に直接バラまこうとの魂胆です。インフレターゲットなる珍妙な理論が、何の効果を持たない事を誤摩化したいアホ連中の恥の上塗りです。

 

『死んでも公共事業はイヤな連中』

 

気狂いじみた○梨憲武のベーシックインカムがダメなのは、財政政策が主で金融政策が従という本質を認めたくない点です。国民の皆さんが持つ銀行口座に直接マネーを振り込んで、公共事業を意地でも行いたく無いのです。同じ日本国民なのに、北海道に新幹線と通しても、四国の人々には無意味だと言いたいのです。

 

『お金をモノと考えるのが間違いのもと』

 

この○梨憲武に言いたいのですが、先ずお金をモノだと勘違いしており、次にお金を中央銀行が無尽蔵に生産出来る商品と勘違いしています。古典派経済学の亜種である、マネタリスト=リフレ派の間違った貨幣観によって社会の全てが歪んで見えるのです。お金は貸し借りの記録が発展した借用書との理解が正解です。

 

『お金は国民の供給能力を担保とした借用書』

 

お金とは、我々日本国民の労働を担保とした、借用書に過ぎません。私が国防やインフラ整備などの公共投資での経済活性化を主張しているのも、日本国民の供給能力を高める効果があるからです。このお金の本質を理解しない限り、経世済民の本質は何も見えません。給付型ベーシックインカムは国を滅ぼす麻薬です。

 

『お金がモノなら配りなさい』

 

仮にお金が、新古典派経済学が考える商品ならば、私は、むしろ給付金やベーシックインカムに賛同します。商品であれば、どこからか持って来たモノなので有限でしょうし、むしろ積極財政はムリという財政均衡論者の方が説得力がアリます。給付型ベーシックインカムとは、リフレ派の亜種であると私は睨んでいます。

 

『給付金の間違いは、リフレ派の間違いと同じ』

 

リフレ派は財政政策を否定していないと言いますが、実体は構造改革と金融緩和を信仰するネオリベ・グローバリストです。私も福祉政策としての給付金は否定しませんが、リフレ派の財政政策嫌いと同じ理由から嫌悪します。理由はお金はモノでは無いからです。お金をモノと思う限り日本のデフレは永久に続きます。

 

『お金とは、返済期限と利息がない、借用書』

 

お金は貸し借りの記録が発展した「借用書」なのですが、重要なのは「金利と返済期限の無い」借用書な点です。その証拠に皆さんの大好きな、お札をしっかり見て下さい。どこにも利息と返済期限の記載がありません。しかし、このお金は、無尽蔵に刷れる訳では無いのです。その限度とは日本国民が働ける分だけです。

 

『国力とは、モノとサービスの供給能力』

 

減税は、政府が取上げていたカネを返すだけですので、給付金とは全く違います。公共投資は、福祉でも軍事でもインフラ整備でも良いのですが、国民の特に公的なモノとサービスの供給能力を高めます。ベーシックインカムを財政政策として行った場合、公的な供給能力は下がり続け、やがて国家は「死」に至ります。

 

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