潮汁、えのきあんかけ豆腐献立。
ここのところ真っ当な和献立が続いていて、それなりに満足度が高かったのですが久々にやってしまいました。
失敗献立ですね。
ここ3年くらいはかなり家飯自炊率が高まっていて時間をかけず材料を余らせずちゃっちゃと晩酌を始める力もついたと自負しているのですが、たまにこういう事も起こる。
日々学習。しかし到達点はどこなのか。
潮汁、えのきあんかけ豆腐で晩酌
- 奈良漬
- 潮汁
- しらすとほうれん草のおろし和え
- 焼きにんじん
- えのきあんかけ豆腐
潮汁
先日酒蒸しにした鯛あらに塩を振って保存しておいたものを利用。霜降りして鱗を取り除いた鯛あらを鍋に入れ、水と酒、出汁昆布とともに弱火でじっくり火を通し鯛の旨味を引き出します。
しらすとほうれん草のおろし和え
茹でたほうれん草としらすをおろしポン酢で和えたもの。
焼きにんじん
オリーブオイルをひいたフライパンににんじんと潰したにんにくを入れにんじんの歯ごたえが中心部に残る程度に焼いたもの。味付けは粗塩と胡椒。
えのきあんかけ豆腐
えのきを水から茹でて塩、みりん、しょうゆで味付けしたところに木綿豆腐を入れ、水溶き片栗粉でとろみをつけます。アクセントに柚子胡椒を乗せました。
臭みが出るようなら味噌汁にしてごまかそうと考えていた潮汁、すっきりクリアな鯛出汁が取れて満足です。この潮汁の出来がよかったものだから余計に献立が惜しい。惜しいなあ。
難しい料理はほぼしないので、壊滅的な失敗をやらかすことはさすがにそうそうないですが、献立の失敗は起こりうる。
今日も別にそれぞれのつまみを単品で考えれば失敗でもないんですよ。ちゃんと美味しい。でも、献立としての完成度と満足度は低い。
潮汁があるのにうっかり汁っぽいあんかけ豆腐にしてしまったこと、早く焼けるようにと横着してヘンなにんじんの切り方をしてしまったことなど、ちょっとした過ちが重なって結果として大きくバランスを損なうことになる悪い例。
最近調子良かったのになあ、油断したか。初心忘るべからず。日々精進します。
精進して何かを目指している、のではなく、これはただただ日々のうれしさのため。満足度の高い晩酌タイムを自ら準備できるスキルは我が人生に於いては非常に重要であると認識しているので、淡々とスキルアップに励むまでです。
なんてデタラメにストイックな感じを醸し出してみましたが、晩酌献立作りなんてのは単なるお遊びの一環ですわね。
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