層雲峡は20キロ以上に及ぶ断崖絶壁の峡谷美が魅力です。
3万年前に、大雪山が形成される過程で巨大噴火がおきました。
大昔の石狩川の流れを火砕流の堆積物がせき止めて、その厚さは約200メートルにもなりました。
冷えて固まるときに四角または六角の断面を持つ柱状節理が形成されました。
そののち1万年以上の時間をかけて、石狩川の浸食をうけて育ってきたのが層雲峡渓谷です。
国道39号線の両側にそびえる岩々にはそれぞれ名前がつけられています。


温泉街のようす。なにか違和感がありませんか?建物の周りに電線類がないんですね。きっと地下に埋め込んでるんだと思います。全国的なコンビニチェーンもお馴染みの看板やロゴを出していません。名前が壁に書かれているだけで普通の商店のようです。これらは周辺の景観に配慮してのことだと思われます。
三角屋根の建物はロープウェイのステイションです。
入ってみましょう


ここは待合ロビーです。
黒岳5合目までの往復料金は大人1950円。自販機で購入します。
5合目の気温は12℃。さすがに寒いですね。
ロープウェイは20分間隔で運行しているので、そんなに待たなくてすみそうです。

登ってきました。標高1300メートルの5合目までは片道7分で着きます。
カムイミンタラとは、アイヌ語で「神々のあそぶ庭」という意味です。
ここからはペアリフトで7合目(標高1520メートル)まで行くことができます。

5合目ステイション周辺は散策路になっています。高山植物の花壇もありました。残念ながらチングルマは花が終わって綿毛になっちゃってました。
展望台にのぼってみますよ~




本来ならば図のように見えるはずの黒岳連峰。曇ってる~~~雲かかってなんもみえない~~~~~
雲の流れは速いので10分くらいねばってみましたけど、ダメなのでリフトで上に行くのはやめました。

そのかわり。逆方面、登ってきた温泉街方面はキレイに山が見えましたよ。
上のちょっと雲がかかってるのはニセイクシュッペ。
真ん中の尖ってるのは屏風岳。
下の少し開けたところの右側にあるのが天塩岳。
展望台は12畳くらいであまり広くはないです。無料の望遠鏡が3台くらい備え付けてあって、ぐるりと360度見渡すことができます。半袖では肌寒かったです。内地からきたと思われるファミリーが「帰りたくない~ずっとここにいたい~」と大騒ぎしてました。冬はタイヘンですよ、いまはいいけど(。・ω・)ノ゙
五合目の待合ロビーと下りで乗った「シーマ」号。
ここで乗合になった男女の恰好が、もうエベレスト帰りデスか?ってなくらいの重装備でビックリしてマークに「初心者でも軽く登山できるってゆったじゃん」って絡んだら、「あのひとたちはおそらくトムラウシからジュウソウしてきたんだよ」と。
ジュウソウ?重曹?
要するに、トムラウシ山~旭岳~黒岳山頂までいって降りてきたと。
黒岳登山自体は7合目までリフトで行ったら、約1時間半で登頂できる「つまんない山」らしいです(マークの見解)そりゃあアナタはいろんな山登ってるからそうなのかもしれないでしょうが、
あたしは双瀑台でしにそうになったオンナですよ?今度登山するときはおひとりでどうぞ。


花火大会以外、無計画でとりあえずやってきた我ら。
双瀑台に登ったのも、ロープウェイ乗ったのもいきあたりばったりでございました。
ホテルのロビーでロープウェイのパンフレットを見つけて、大人ふたりだと4000円?高いからどうしようか?と悩んだのです、前の晩。
中をよく読んだらロープウェイは2種類あってそれぞれキャラクターの絵が描かれてるんですね。
シマリスのしーまくんとナキウサギのなっきーくん。
なっきー?ナッキー?ナッキー!?


ナッキーに乗りたい!!

即決です。ええ、そのあたり、あたくし単純です。
登りでは願い通り「なっきー」に乗れました。
下りは「しーま」でしたが、いいポジションが陣取れたので、また動画とりました。

続きはあしたです、お楽しみに~


ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村