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実はあたくし、クリスティー好きです。
高校時代、たしか全作品読破したはずです、高校の図書館で。
家にもハヤカワ文庫でけっこうな数あります。
若いころは圧倒的にポアロ作品のほうが好きで飽きずに何回も読み返してたのですが、
自分が歳とってくると、マープル作品のほうがしっくりくるようになってしまった。
「百科事典」には出版された順に作品が紹介されていて、
自分ちになくて、過去読んだハズだけど内容をさっぱり覚えていないものも案外たくさんあったので、時系列で読み返してみる、ということをやってみてもいいな、という気になりました。
ここの図書館にはハヤカワ文庫があまり揃ってないので、どうしようかな。
ウチの図書室ももうキャパ限界だし、あんまり本は買いたくないんだけど、古本で探してみようかな?

洋もののミステリに目覚めたのが、高校時代で、きっかけはエラリイ・クィーンの「Yの悲劇」でした。
終盤の「読者への挑戦」っていう趣向が斬新で、ムキになって犯人あてようとしてましたね。
クィーンと並行で読み漁ってたのが、クリスティーで、こちらは謎解きそのものより、犯罪者の心理描写とか、ストーリーのおもしろさ、登場人物(脇役も含めて)の魅力、全部ひっくるめて文学として楽しんでいたように思います。
これらの読書を通じて、あたしはアメリカやイギリスの生活様式や食事や習慣なんかを自然と知ることができた、と思います。
ちょうど、その頃、オーストリアの子と文通もしてました。
ペンパルってやつですね、もう文通もペンパルも死語デスね・・・・・
洋楽も好きでよくエアチェック(これも死語)しながらよく聴いてましたね。
振りかえれば、あたしの高校時代はどっぷり英語とか洋風文化につかってたような気がします。
憧れも含めて。

それにしてもクリスティー作品、100年以上も前に書かれているのに、ちっとも古さを感じさせないのは不思議だなあ・・・・・