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たった1泊ではありますが、家をあけるというのはいつも心配と罪悪感が伴うものでした。今回、娘がゴミ出しや洗濯、料理など家事をやってくれてここまで育ったならば、もうある程度まかせるとこは任せて大丈夫かな、という気がします。

では早速。
あたしの母校であるところのT中学校のコンサート報告です。
あたしの頃から3月に行うコンサートは追いコン(卒業生を送り出すコンサート)として、ずっと伝統的に続いてきているようです。

プログラム

オープニング 校歌

1ステ 歌い継がれる混声合唱     雲の指標   吉井奈緒子作詞 鹿谷美緒子作曲
                   タンホイザー行進曲  ワーグナー原曲

2ステ 楽しくポップス     花は咲く   岩井俊二作詩 菅野よう子作曲 氏家晋也編曲
                レット・イット・ゴーありのままで  省略
 
3ステ テノール独唱     この道   北原白秋作詞  山田耕筰作曲
               歌劇「愛の妙薬」より人しれぬ涙  ドニゼッティ作曲
 
4ステ 今年度コンクール曲     桜の季節 省略
                  贈物 アポリネール詩 堀口大學訳詩 高嶋みどり作曲
                  日向木挽唄  松下耕作曲

5ステ 女声合唱の響き     Missa AugustaよりKyrie Gloria Sanctus AgnusDei
                Javier Busto作曲

6ステ 合同混声合唱     混声合唱曲集「かなしみはあたらしい」より未来へ
               谷川俊太郎作詞  信長貴富作曲
               混声合唱のための「方丈記」から夜もすがら
               鴨長明詞 千原英喜作曲

アンコール 3曲

ウチの校歌は変わってまして、中学のくせに混声4部合唱なんです。
あたしは中学当時ピアノ伴奏をすることが多かったので、全パート歌えます。
ソプラノとかどれかひとつのパートで歌ったら、誰も校歌とは思わないことでしょう。

1ステのタンホイザーは毎日歌ってましたね~発声練習がわりに。

テノールはこの春より東京芸術大学の声楽科に進むというOBが出演しました。
あたしにとっては後輩にあたるので、プロ目指して頑張っていただきたいです。

4ステはコンクールの課題曲・自由曲として、充分に歌いこんできただけあって、完成度が一番高かった。倍音でまくりでした。

5・6ステからは、顧問のM先生が指導されているコーラスアンサンブルや高校生(皆さんM先生の教え子)が加わって、中学生の合唱プラスαの魅力を出していたと思います。

ブスト作曲のミサ曲は、札幌合唱界の重鎮であるO先生の客演指揮でした。
勢いといい、高音の多さといい、若い合唱団でなければ歌いこなせない曲だな、と思いました。

アンコールの最後では、今回を最後に学校を去る顧問のS先生の指揮による「大地讃頌」
会場のみなさんも歌えるかたはどうぞ、って言ってくれたので、思いっきり歌わしてもらいました。ええ、うずうずしてたんですよ。ずっと。

全体的な感想としては、非常に完成度が高い。
こないだ聴いた大学の演奏会より正直満足度も高いです。
声のコントロールがされていて、中学生離れしてます。
卒業生としては、後輩たちががんばってるのを見るのは素直に嬉しい。
「苦労だらけだろうが、踏ん張るんだぞ」とアタマをよしよししてやりたい。
今年のコンクールはどうなるかな、応援してます。



演奏会のあとは、コンビニでおつまみを買って、夕方チェックイン済みのホテルへ。

まずはスパで一汗流し、スパのラウンジでリクライニングチェアで寛ぎながら、夜景でジョッキビール

部屋に戻ってからは、ワインを呑みながらまったりのんびりワイン

なぜか、校歌がアタマをぐるぐるした状態で、眠りにつきました。


ホテルに着いたときと戻ってきてからの風景。
夜景はなんぼチャレンジしてもブレブレでうまくとれませんでした、もっとキレイだったよ。

おまけ。いつもよそのブログで拝見していて、一度はやってみたかった、こういうかんじの自撮り。やり慣れないことをやったので、斜めってますがご愛嬌ってことで・・・髪はアップにしてサングラス着用です(*゚.゚)ゞ


続きは明日、おやすみなさいやや欠け月