【北辰物産D-station】スタッフの声

北辰物産オンライントレードスタッフによるブログ。取引画面の便利な利用方法の紹介など様々な角度から情報発信致します。

お天気と相場

2017-06-23 19:16:13 | 相場情報

商品先物取引のリスクについて


こんばんわ。

梅雨入りしてから、2週間経ちますが、
殆ど雨が降っていないような気がします。
朝晩は涼しくエアコン要らずで、快適ですね。
このまま、じめじめとした梅雨独特の気候にならず、
梅雨明けとなれば良いのですが。。。

ただ、この天気も関東地方では、明日までのようです。
ネットの週間天気予報を見ると、日曜日から傘マークが。。。

どうやら、雨があまり降らずにスンナリと
「梅雨明け」とはいかないようですね。


雨が降るべき時に降らないと、農作物の生育にも弊害が出て、
私共の生活に何らかの影響があることを考えると、
「雨よ、降ってくれるな!」とは言えませんね。


さて、
相場でも天候の影響を受ける銘柄がございます。
東京商品取引所(TOCOM)の取扱銘柄ですと、
トウモロコシ、大豆、小豆がこれに当たります。


この中で一番の人気はトウモロコシ。
TOCOMで取引されている標準品は米国産です。


現地では、作付けが終わり、生育の段階に入り、
そして、7月に最も重要な受粉期となります。
よって、相場も天候によって、一喜一憂し、
大きく振れやすくなります。


足元のシカゴ・トウモロコシを見ますと、
トウモロコシの成長に概ね適した天候となっていることや、
作柄の進捗も昨年よりは遅れているものの、
概ね順調なようです。


以上のことから、6月上旬に390セント(1bu当たり)を
超えましたが、現在はそこからおよそ30セント程下落しています。



国内のトウモロコシ相場もシカゴ市場での動きを映して、
軟調となっています。


現在のトウモロコシ相場は、天候を予想するようなもので、
予測は難しいかと思いますが、上記のようにトウモロコシの生育にとって、
今が重要な時期であることを考えると、天候が悪化すれば、
現在と反対の相場展開となる可能性もあります。


ということで、
毎日、傘が必要かどうか天気をチェックすることと同様に
天候がらみでトウモロコシ相場もチェックしてみては如何でしょうか。
(チョット、無理がありますかね



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