韓国教育部、校内でセウォル号追慕の“黄色いリボン”禁止令
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一般的に南朝鮮で喪に服す期間は3日間です。3日葬(サミルチャン)と言って、3日に及ぶ葬儀を行い、その後納骨をして、葬儀を終えるのが一般的です。
その後、家族の場合は100日後に脱葬祭(タルサンジェ)を行いますが、日本のように長く喪に服することはなく、家族であっても旅行に行ったりすることの妨げになりません。
ですから、葬儀を終えたのに、同僚が追慕行為をするのは一般的ではなく、南朝鮮の風習上も、下手に長い追慕は日本で言う成仏の妨げにもなるので好まれません。ようするに、この全教組の人たちは遺族に対して嫌がらせを行っているのと同じことをしているのです。
なぜ、全教組は遺族の嫌がることまでしてセウォル号事件に首を突っ込むのでしょうか。
まず一つ目は、政争ですね。
分かりやすく書くと朴大統領率いる右派と進歩党系や全教組の左派。といった感じです。
次に6月の判決に対する意趣返し。
今年の6月に全教組は違法労働組合であるといった趣旨の判決が出されました。
それに対して右派を攻撃する材料がセウォル号しかないのでこれを利用していると言うこと。
最後に、純粋に教員に対する補償を厚くさせるため。
これは将来的に自分たちにも関係する事ですから、一番、利が絡む事です。
その分、自ずと活動に力を入れますよね。
要するに、全教組は遺族にための活動ではなく、
政府は、目障りな活動を鎮めたいという、全く遺族の想いとはかけ離れた所で対立が起こっている、という記事でした。
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教育部が全国の教員に対し、セウォル号事故に関連したリボンを付けたり、昼食断食、学校前での1人デモ、共同授業などをするなと指示した。 これは全国教職員労働組合(全教組)が「集中実践週間(昼間)」(15~19日)を決め勧告した活動と重なり、事実上、全教組を狙ったものと分析される。
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全教組は声明を出し、「セウォル号事故と同僚を失った教師たちの追慕行為まで不穏視する教育部のあり方は、独裁時代に戻ったような非教育的な行為」と批判した。
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一般的に南朝鮮で喪に服す期間は3日間です。3日葬(サミルチャン)と言って、3日に及ぶ葬儀を行い、その後納骨をして、葬儀を終えるのが一般的です。
その後、家族の場合は100日後に脱葬祭(タルサンジェ)を行いますが、日本のように長く喪に服することはなく、家族であっても旅行に行ったりすることの妨げになりません。
ですから、葬儀を終えたのに、同僚が追慕行為をするのは一般的ではなく、南朝鮮の風習上も、下手に長い追慕は日本で言う成仏の妨げにもなるので好まれません。ようするに、この全教組の人たちは遺族に対して嫌がらせを行っているのと同じことをしているのです。
なぜ、全教組は遺族の嫌がることまでしてセウォル号事件に首を突っ込むのでしょうか。
まず一つ目は、政争ですね。
分かりやすく書くと朴大統領率いる右派と進歩党系や全教組の左派。といった感じです。
次に6月の判決に対する意趣返し。
今年の6月に全教組は違法労働組合であるといった趣旨の判決が出されました。
それに対して右派を攻撃する材料がセウォル号しかないのでこれを利用していると言うこと。
最後に、純粋に教員に対する補償を厚くさせるため。
これは将来的に自分たちにも関係する事ですから、一番、利が絡む事です。
その分、自ずと活動に力を入れますよね。
要するに、全教組は遺族にための活動ではなく、
政府は、目障りな活動を鎮めたいという、全く遺族の想いとはかけ離れた所で対立が起こっている、という記事でした。
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コメント
コメント一覧 (5)
この組織についての私の認識は次のとおりです。
・教員組合、親北、金大中の時に合法化された(=危ない団体)
こんな「親北」の危険団体の影響力が強いのはどのような理由によるのでしょうか?
・韓国国民が支持しているためでしょうか?
・多くの教師たちが支持しているためでしょうか?
・それとも声が大きいだけで、実際には影響力の小さい団体なのでしょうか?
・(私の勘違いで)親北の団体ではない穏健な教師の組合なのでしょうか?
私が子供の頃、日教組が影響力が強く、シンパの教師が頭の悪いことを授業中に言っていました。
しかし影響力は小さかったように感じます。
他の教師は距離をおいており、「あの人は日教組だから」、と生徒に陰口を言う教師もいました。
それに比べると、全教組の方がはるかに影響力がありそうで、不思議です。
ちょっと気になる記事がありました。
・NAVER「韓国語」版(11/14):왜 집 대신 병원에서 장례를 치르게 됐을까?(なぜ家の代わりに病院で葬儀を行なったのか?)
https://news.naver.com/main/read.naver?mode=LSD&mid=shm&sid1=103&oid=296&aid=0000052701
以前、何度か、気になる韓国情報を読んだことがあります。
それは、次のようなものです。
「韓国の大きな病院には葬儀場が併設されており、韓国人はそれを疑問としない」
その時、次のような疑問を持ちました。
・いつから、大きな病院には葬儀場が併設されているのか
・それはどのような理由によるのか
・現在にいたるまで、どのような経緯があったのか
今回取り上げたこの記事では、その疑問に相当答えています。
それは次のようなものです。
1.昔は、自宅で亡くなることが基本だった
2.自宅以外で亡くなることを「客死」といい、大変な不運、不幸と思われていた
3.だから病院で亡くなりそうになると、急いで自宅に連れ帰った
4.状況が変わったのは、1970年代後半からだ
5.アパートに住むようになり、そこから棺桶を出せないためだ
6.そこで葬儀場で葬儀をおこなうようになった
7.一方、葬儀場は郊外にあり、設備も充実していなかった
8.それに対し大きな病院は街中にあり、設備も充実していた
9.そこで1980年代なると、病院が葬儀場を併設し、経営するようになった
→次ページへ
随分、疑問が解消されました。
但し、新たな疑問が生じました。
それは、戸建て住宅に住む人にとって、5.が成立しないからです。
そのため、1.~9.以外にも理由がありそうな気がします。
例えば、韓国の葬儀文化が「未開」に感じられるようになり、根本的な意識の変化が起きた、などです。
そう言えば以前、金田さんのブログで、「泣き女」が話題になった時のことです。
どうやら韓国では現在「泣き女」はおらず、いたことすら隠されているようでした。
なぜだろうかと議論していると、ゲストの人が次の趣旨のコメントしてくれました。
「金日成の葬儀のとき、泣き女が、他国で未開に見られると知り、以後無くなった」
金日成は、1994年に亡くなっています。
今から四半世紀以上昔です。
こんな昔に変わったのであれば、韓国人が現在の葬儀スタイルを疑問視しないのも納得できる気がするのです。
>どうやら韓国では現在「泣き女」はおらず、いたことすら隠されているようでした。
もしかすると、そもそも「泣き女」自体が王や両班のためのものだから
日本による統治で消滅して、戦後「文化宣伝」や見栄のためにテレビ用に誇張され
あたかも韓国(朝鮮)全体が葬儀で「泣き女」を利用していたと日本が勘違いした可能性もありますねぇ。
で、「金日成の葬儀のとき、泣き女が、他国で未開に見られると知り、以後無くなった」のであれば
朝鮮の偉大さを宣伝しようと思ったけど、海外から見れば滑稽だったからやめた、と。
まぁ現在北朝鮮に「泣き女」という職業は無いけど、国民全体が嘘泣き老若男女ですからねぇ。
あ、韓国も嘘泣きで金を儲けている人がいるか(笑
因みに、韓国の結婚式に「泣き女」ならぬ、「賀客アルバ(하객 알바)」という職業はありますが。
【朝鮮日報】「結婚式のゲストのバイトをする方~」 距離を置こう。求人の問い合わせが再び増加(韓国語)
https://bit.ly/30mdPSP
韓国では結婚式にあたかも知人のように参加するバイトがあって
この記事は、誰かの結婚式に3万ウォンで出席しますよ~という人を紹介し
結婚式の出席人数制限が緩和され、活気が戻りつつあるという内容です。
で、このバイトさんは手間賃3万ウォン+食事の提供、会社の部下の演技、写真撮影などの条件を提示した結果
思ったより連絡が来てびっくりしたそうです(笑
少し前に流行ったフラッシュモブの感覚に近いのかなぁ。でもちょっと違うよな。
ある意味経済が回って良いと思うけど、そこまでして何が得られるのか、虚しさしか感じないですねぇ。
> 韓国では結婚式にあたかも知人のように参加するバイトがあって
韓国の結婚式は、見栄を張るためのものだそうですから。
・楽韓:
http://rakukan.net/article/482143464.html
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日本でもその傾向はありますが、韓国では結婚式というのは親の面子がかかった一大イベントです。
父母が主導して結婚式は執り行われて、結婚式をするには新婦側で5000万ウォン、新郎側で1億ウォンはかかるだの「新婦側が新郎に送る腕時計の相場が1000万ウォン」だのという話。
けっこう著名な芸能人がギター片手にやってきて何曲も歌っているなんてことが書いてありました。
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以前驚いたのは、花嫁になるはずの女が詐欺で逮捕された話の顛末です。
結婚式の前日と言う最悪のタイミングだったため、その姉が花嫁役になったそうです。
そして無事(?)に結婚式をできたそうです。
無茶苦茶ですが、これもメンツが理由だと思います。