韓国漁船を日本当局が拿捕 漁獲量過少申告の疑い (2015.4.26 朝鮮日報)


【ソウル聯合ニュース】韓国の済州漁業管理事務所は26日、日本の排他的経済水域(EEZ)で操業していたはえ縄船(29トン、乗組員10人)が漁獲量の過少申告の疑いで、日本水産庁の漁業取締船に拿捕(だほ)されたと明らかにした。

25日午後11時30分過ぎ、済州島の南東303キロの海上で、漁獲量を実際より約165キロ少なく申告した容疑。担保金として300万円を支払えば、26日午後にも釈放されるという。

済州漁業管理事務所のクォン・ヨンチョル所長は「日本のEEZで操業するときは100~200キロの漁獲量過少申告でも拿捕されるので、重量の管理に気をつけなければならない」と呼び掛けた。


今年の一月、アノ、東京新聞が報じた日韓漁業権協定に関する記事には
「日本のEEZでは、韓国はえ縄漁船の許可隻数を今後5年で2割削減する。韓国船の違法操業を防ぐため、韓国側が罰金額を引き上げることも盛り込んだ。」

とあるように、漁獲量の削減ではないんですね。実際、中央日報は、
「相互入漁規模は総入漁隻数860隻、総漁獲割当量は6万トンを維持」

と書いていますから。
正直、乱獲を是とする南朝鮮同胞にとっては今回の妥結は7割方勝利だったでしょう。違法操業の証拠となるGPSによる航跡記録保存装置の設置を義務付けは第16回日韓漁業共同委員会の結果を見る限り、棚上げだったようですし。

ただ、漁業主権法と外国人漁業規制法の改正が効いていますよね。元々は中国人のサンゴ密漁対策ではあったのですが、この国内法改正に関しては、南朝鮮がとやかく言える立場にない。そこをうまく使っての取り締まりが行われている点は日本も南朝鮮に対して外交ができるようになったんだと素直に喜べる点です。


ただね、南朝鮮は記事にもあるように200キロくらいは違法だという認識が全くない。だいたい、29GT漁船に165キロも余計に積んだらアブナイだろうに。そういった協議内容の遵守、安全性そして資源保護という観点がまったく欠如していることが分かるのです。


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