地震のあった大阪のみなさん、大丈夫でしょうか。

 

 

余震が何度かありましたが

被害がこれ以上広がりませんように。

 

 

テレビで放映されてた茨木市

実は小さい頃住んでました。

高槻や吹田とかね、地名だけ覚えてます。

母が最初入院した病院は高槻にありました・・・

 

 

 

昔ね、茨木の駅を降りたら

チョコレート工場があったんですよね。

今、あるのかな・・・・

 

 

いつも、そのあたりはチョコレートの甘くて、ほろ苦い

香にに包まれていた。

 

 

生まれは四国の香川県なんですけどね、

銀行員の父の転勤で２歳の時に大阪に引っ越しました。

 

 

 

当時、瀬戸大橋はまだ出来てなくて

四国の高松から宇高連絡船で、岡山の宇野駅まで行き

そこから、宇野線で岡山駅まで出てから、新幹線でしたね。

 

 

 

新幹線が新大阪に着いて、茨木まで

辿り着いた時は、もう、夜でした。

 

 

 

そう、２歳の記憶で覚えているの！

わたしのちょっと切ない思い出

まあ、母もこの話をよくするので刷り込まれているかも

しれないんだけど。

 

 

 

ボストンバックを持った父と

赤ちゃんの妹をおんぶしている母

引っ越しの手伝いに一緒に出てきた母方の祖母と一緒に歩いています。

 

 

 

チョコレート工場の脇を通り

細いどぶ板の上を歩くたびに

カタコトと音がしたのをなんとなく覚えています。

 

 

 

蒼で染めたような深い空に

細いお月さんが見ていました。

 

 

 

 

 

 

 

小さい頃から我慢強い子で

泣きごとひとつ言わず、歩いていたようです。

お姉ちゃんだからと（笑）

 

 

 

あ、クレハさんから言わせると

サムライだったからね。。と言うでしょう。確かに。

 

 

 

祖母が見かねて、父に言いました。

Sさん、わたしがその荷物を持つから、

YOKOをおんぶしてやって

 

 

 

で、おんぶしてもらえたんでしょう。

そこからの記憶はないの。

 

 

 

２歳のこの記憶はトラウマというか

人生におけるパターンの原型のようなものでした。

 

 

 

疲れたー

おんぶしてーー

って言えなかったワタシ

だって、みんな大変なの分かるから。

 

 

 

弱音を吐かずに

ギリギリまで頑張っちゃう

弱音や愚痴を言わないのが美徳

という「枠」

 

 

ホント、サムライだわ・・・

これでけっこう長い間生きてきました。

 

 

 

だれもが

小さい頃からあるパターンを繰り返しています。

特に５歳までの経験や感じ思ったことは

人間として中核になっていきます。

 

 

 

それらが基盤となり

進む指針となったり、一方では制限となったりします。

 

 

 

続く・・・・

地震で思い出したトラウマ② 母の愛