耐震工事のため休館となっていた将棋会館。
 工事完了とのことなので、男の子チーム3人で攻めてきました。

 戦いの前に富士山に勝利祈願。
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[1局目]○ 中学生男子(初)

 先方の四間飛車に対してあえて最近はやらない玉頭位取りを採択。
 四筋から攻めてくる振り飛車の攻めをうまくいなして6筋から反撃。
 
 先方は角をきって、飛車を降ろし、竜で迫るもも、当方の5五角が玉のコビンをにらみ、
  最後は角を切っての即詰み。

 疲れたのでしばし休憩。 


[2局目]○ 中学生男子(1級))
 
  当方の四間飛車に対し、急戦で。

 うまく指しまわされ、飛車交換の末、飛車を降ろすも角の底に歩を打たれ不自由に。
 
  飛車をいじめつつ、角桂交換で手に入れた桂を舟囲いの急所の玉のコビンの歩の頭に打ちつけ、
  空いたスペースに角打ちを狙う。

 玉をかわすも、角を打ち込まれ、最後は竜を捨て、下段におとし必至。
  
 序盤の失策を中盤終盤力でカバー。


[3局目]● 22才男性(認定)

 昔は三段程度で指導員を目指して研鑽中とのこと。久々なので再認定。

 一局目と同様に四間飛車に対して、玉頭位取り。

  途中、先方の突き捨てを逆用して、中央の戦いを治めたところまではよかったですが、
  振り飛車の2筋への転向に対して、飛車を吊り上げ、垂れ歩で桂を取りに行った構想が悪く
  2筋を破られ、敗勢に。そのまま押し切られる。

 2筋に飛車を対抗されると、まだまだ難しかったのではとの感想。

 剣道と同様、淡白な試合運びを見直す必要あり。


[4局目]● 中一男性(4段)

  先方の角落ち。小太りで愛くるしい少年です。

 矢倉に組み、馬をつくり攻めの金を攻めたところまではよかったが、
 その後、矢倉の嫌味を巧みにつかれ、いつの間にか敗勢に。

 力の差がある相手には、まずは駒落ち定跡をマスターするところからでしょうか。
 微妙な形成に。


[5局目] 1局目の少年の父(初)

 当方の四間飛車に対し、急戦。

 端から抑え込まれていた角を好感し、飛車を6筋へ転換して、大駒がさばけたと思いきや、
 とった桂馬で当方の玉頭に嫌味をつけつつ反撃。

 こちらも何とか振りほどこうとするも、手厚くさされ負け。

 その後も、当方の四間飛車、腰掛銀、矢倉と3局任意で指しましたが、すべて負け。

 局後にお話ししたところ、実力的には5段程度とのこと。強いわけです。
 阪田流向井飛車や振り飛車の定跡などいろいろ教えていただききました。

ということで、本日は2勝3敗。手合い認定を除くと2勝2敗。通算で9勝10敗
子供たちもそれぞれ8級、12級に昇級。

また来ます。 

 今回の戦績
  5/9月 初○、1○ 4● 初● 2勝2敗(通算9勝10敗)

 過去の戦績
   2/7   初○、初●、1○ 2勝1敗

  1/11月  二●、1●、2(香)●、1○、初●、1○、1○  3勝4敗
 
  12/28  初●、初○、三(角落)●、四(角落)○、四(角落)● 2勝3敗


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