あるものと、ないのと | へきちのせんせ

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わたし。アラフォーで独身。女。微オタク。職業、小学校のせんせい。
そんな私の、あるある話。「あるある・・・いや、ねえよ」みたいな話でうめていきます。妄想、現実、自分の話、聞いた話、まざってます。全国の先生がこんなんでは、けっしてありません。

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へきちあるある「あるものと、ないのと」

ここには、何もない。
コンビニも、映画館も、有名なブランド店も、メトロも。

でも、ここにあるもの。
飲めるぐらい綺麗な川の水、温かい人たち、押しつぶされそうな夜の星、レトロな情感。

昔、ほんとにうちは貧乏で、母はよく「なんでこんなに不幸なんだろう」ってよく嘆いた。でも私は不幸だと思った事は一度もなくて、なぜ母が不幸なのか分からなかった。
無いことが不幸なんじゃなくて、それを不幸だと思いこむことが不幸なんじゃないかしら。そう思った。

それは本当の不幸を知らないから。と言われればそうなのかもしれない。
だって私にはまだ家族がいる。大切な人を何人も亡くしたけれど、まだ何人も残ってる。友達も。無くしていったりもするけれど、増えていくし。上等とは言えなくても、満足に動く体と頭があって、心もある。命も、まだある。
それらの一つでも残っている限り、私は本当の不幸を知らない。

無いものを嘆くより、あるものを愛おしむほうが、私にとっては大切。そこにこそ、命を使いたいなぁ。
(*´꒳`*)

#命のつかいどこ #無いものを数える #あるものを数える #幸福と不幸と