少数派論~福田恆存を訪ねて | 進撃の庶民 ~反新自由主義・反グローバリズム
これが公開された5分後に、日本vsセネガルのキックオフ。
 
魂のこもった壮絶な試合希望。
 
勝敗も大事ですが、感動して泣きたいです。
 
第二次安倍政権発足後、日本が腐り続けているだけに。
 
 

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TPP、大量の移民受入、新自由主義思想に基づいた数々の規制緩和など、それら安倍の悪政を批判し続けるものの、どうもそれが日本の世論として広まらない苦戦が続き、精神的な疲弊が続く日々です。

 

本をまとめて読む時間がなかなか取れない中、寝る前に眠たい目を擦りながら「1ページでも」と枕元に置いているのが福田恆存の本。

 

三冊しか持っていないのですが、今日はその中から以下の本の一部の内容について書きます。

 

 

上記の本の中で、昭和32年に書かれた「少数派と多数派」という題名の論考があります。

 

一、少数派の絶望感

二、楽天主義的な政治観と道徳観

三、必然悪としての暴力

四、潜在的多数派としての少数派

五、絶望ののちに

 

一~三では「理想と現実」について福田恆存は語っているのですが、私の目を特に惹いたのが四と五。

 

福田恆存の言う「潜在的多数派としての少数派」とは、私なりに要約すると、

 

『少数派というものはあっても、その誰もが多数派側に潜りたがっている。近い将来に自分も多数派側になろうという考え、もしくは多数派になれるだろうという見通しを持っている。だから今は少数派と言われる人達もそういう意味で"潜在的多数派"である。』

 

『この(福田の)考えに対して、「そんなのは当たり前だ。誰が勝つ見込みのない戦いに精を出す者か。将来、現実化しない理想を誰が信じるものか。絶対的な少数派でいられるのは特に選ばれた精神的強者だけで、それを民衆に強要するのは間違いだ」と大抵の人はそう言う。』

 

そして、福田自身がその「精神的強者」になりたいと願い、また、それを民衆にも求めなければならないと思っているが、『この「求める」ということに問題がある』と。

 

この「求める」という部分については私(影法師)の考えも絡めて、もっと書きたいことがあるので、それはいつの日にかに譲るとして、本日は福田が考える「少数派」について、もう少し書き進めるとします。

 

福田は言います。

 

『現代(昭和三十二年当時!)の日本人は、とかく多数をたのみ、多数の思惑を気にする。正邪の観念よりも数の観念に動かされることが多い。』

 

そしてここからが福田の少数派論の真骨頂。

 

「真の少数派というものは自分が少数派か多数派かは、そうは気にしない。彼(真の少数派)にとっての最大の問題は、自分の行動に論理の筋を通すということにある。その結果、負けても仕方ない。自分の死後に自分の主張が受け入れられる時が来るかもしれないが、永遠に自分の敗北に終わるかも知れない。自分が間違いを犯したのかもしれない。それでもいい。自分の行動に筋が通っていれば。

 

 

>自分の行動に筋が通っていれば。

 

>自分の行動に筋が通っていれば。

 

>自分の行動に筋が通っていれば。

 

 

自称ポチュの安倍信者共、終了(笑

 

 

反新自由主義、反グローバリズムを唱える私達の味方は、なかなか増えない状況ではあるものの、行動に筋が通っていない安倍信者共とは違って、私達は未来の子孫達に大いに胸を張って生きていい。

 

要は、「多数派にならないから負け」なのではなく、「自分との戦いに勝つか負けるか」ということ。

 

それでも私は只の凡人未満なので、これからも安倍の悪政を見せつけられるたびに凹むこともあるでしょう。

 

「どうしてこんな簡単なことがわからぬのか」と、安倍支持者共のような「肉屋を応援する豚」に苛立ちを感じることもあるでしょう。

 

私達の主張が多数派にならない焦りも未だに私は持ち続けていますし。

 

 

 

自分の心に、そんな迷いや焦りが生じたときは福田恆存を訪ねるべし。

 

 

 

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