虚鐸保護カバー開始 | SuTのレザークラフト&グラフィック制作ブログ

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ハンドメイドレザー&グラフィックSchritt-und-Trittのオフィシャルブログです。
商品情報や制作過程など、たまに脱線しながらSuTに関することを中心にまったーり綴っていきます。


もーいいよ( ´△`)

ってくらい暑い日が続いてますね

熱中症対策は万全にしなきゃ…

セカンドワークの講師の仕事は
昨日で無事前期の仕事が終わりました

成績も提出してホッとしています

夏休みだー(≧∇≦)

と言うことで、いつものように
所用を済ませたら
夏休み期間は東の都に逃げますw

自由が待っている( ☆∀☆)








さてレザークラフトは
ちと前から始めていました

虚鐸きょたく
なるものの保護カバーのオーダーです

講習会の告知ブログとか間に挟んでいるので
若干ブログの進行状況と現実がずれてますが
気にせず順番に行きますw




さて、虚鐸…

キョタク…(; ̄Д ̄)?



全然全く知りません聞いたことありません
何すかそれ?
魚拓じゃないよね?www


簡単に言うと尺八の大きいやつらしいんですが
自分のなかでインパクトあったらしく
物覚えの悪い私が一瞬で名前を覚えたw

さて名前を覚えたところで
サイズも形状も分からないままなので
実際に見せて頂く事に

勿論事前に虚鐸についてググって見ましたよ

尺八が名前の通り一尺八寸(約54センチ)
なのに対して
虚鐸は約2尺6寸(約78センチ)
中には三尺を越えるものもあるそうな

今日楽器と化している尺八と違い
虚鐸は修行の為の物なんだとか
尺八も本来は修行目的のものなんだそうです

あーだから虚無僧とか尺八持ってんのか
なるほど合点


さて最初の打合せにて虚鐸と初顔合わせ

大まかな形状を決め
施すデザインを決め
保護する部分の採寸と写真を
撮らせて頂きました










こんな感じ

この、口?リード?の部分が繊細で
ここを保護するカバーが今回のオーダー

採寸と言っても
定規やメジャーを忘れて行ってもーて
何しに来たんだアホんだらなSuT(  TДT)

苦肉の策で外周や切れ目に
紙を当ててなぞらせて貰いました

ぶっちゃけ不安( ´△`)

不安過ぎるので後日もう一度
作った型紙を原物と合わせて
見させて貰うことになりました



アトリエに帰って
写真や自分の記憶や感覚等を頼りに



先ずは床革で簡単な模型を作ってみた

時間を置くと頭の中の記憶が薄れちゃうので
こうしておけば安心

さてと、寸法は取り敢えず置いといて
構造を考えなきゃです


カバーの形状は筒状になります
単純な筒ならそう難しい事ではないけど
これは切れ込みが入った形状(--;)

それだけで複雑さはグンと上がりますね

布と違って硬い革
どうしたものか…

あーでもない
こーでもない

と悩みに悩んで
決ーめた!

決ーめたら
絵に起こします








THE 想像デッサン

お客様のご要望で
今回もパターン革彫「H.L」

いつの間にか命名w


で、型紙作って
端切れで試作して
デザインの見本も作って

2回目の打合せにいざ行かんっ!ヾ(・◇・)ノ





つづくー(≧∇≦)