ルーズベルトアイランドトラムに乗って桜祭りとお花見へ行こう！

最高にお天気のよかった土曜日、桜もいい感じに咲いているかな、と楽しみにルーズベルトアイランドへ遊びに行ってみました！ちょうどこの日はニューヨーク、イーストリバーに浮かぶルーズベルト島で桜祭り (Roosevelt Island Cherry Blossom Festival) が行われていて、桜の並木道のソメイヨシノも満開で本当に綺麗な見頃だったこともあり、たくさんの人々で賑わっていました。ルーズベルトアイランドへは、ニューヨークで唯一のトラムが走っていて、マンハッタンからルーズベルト島への短い移動の間に空中からの気持ちいい眺めを楽しむことができます。新しく2012年に完成した、フランクリン・D・ルーズベルト・フォー・フリーダム・パーク (Franklin D. Roosevelt Four Freedoms Park) もモダンで斬新なデザインの公園で、そこからのリバービュー、マンハッタンビューも美しく、天気のいい日にはとても楽しめるスポットになっています。

この日は快晴で、桜も見頃の週末だったので、60th Street＆2nd Avenueにあるルーズベルトアイランド行きのトラム駅は超満員です。地下鉄でも、Fラインに乗ってRoosevelt Island駅で下車してルーズベルトアイランドへ行くこともできるのですが、せっかくなのでトラムも楽しみます。地下鉄からトラムウェイへの乗り換えは通常の地下鉄やバスのトランスファーと同じで可能です。

意外とスピードがあってどきどき。

イーストリバーの上をびゅーんと渡ります。

かなり久々ですがトラムに乗るの結構楽しいかも。ニューヨークで手軽に体験できる非日常。

ルーズベルトアイランドの上を通る橋は、クイーンズボロ・ブリッジ。その隣をトラムが走ります。トラムを降りると、目の前にはビジターセンター。なんだか、観光地にやって来た気分。

ルーズベルトアイランドのマンハッタン側の散歩道(Promenade)は桜並木になっていて、本当に綺麗です。ソメイヨシノは最高の状態です。

満開の桜並木。まるで桜のトンネルのよう。シートを広げてお花見ピクニックを楽しんでいる人もたくさんいます。

ルーズベルトアイランドの桜並木にはソメイヨシノの他に八重桜もあり、そちらはまだつぼみの状態だったのでもう少しすると今度は八重桜の美しい並木道も楽しむことができますよ。

桜の木の上で遊んでいたりすさん、こんにちは。

りすだけじゃないですよ、人間も木登りして遊びたくなってしまいます。お花見に行くと、必ず桜の木に登って撮影している人をみかけます。並木道のベンチで景色を楽しむ人、ピクニックをする人、みんなそれぞれ楽しんでいます。

Franklin D. Roosevelt Four Freedoms Park の広い綺麗な芝生。めずらしい傾斜のある芝生です。

この公園の名前になっている、フランクリン D ルーズベルト(Franklin D. Roosevelt) です。ニューディール政策などの公共投資の政策によってアメリカ経済を回復させた大統領として知られています。

ルーズベルトアイランドの最南端からの景色。

クイーンズサイドの景色です。1999年までペプシの工場がこのあたりにあったようでペプシコーラの看板が残されています。

Franklin D. Roosevelt Four Freedoms Parkの並木道。

ルーズベルトアイランドの桜祭りの会場です。日本にちなんだ様々なイベント、琴、三味線、舞踊、太鼓、空手など色々行われたようです。

ちょうど私が訪れた時、お琴の演奏が始まる直前だったので、動画を撮ってみました。琴の演奏を聞いたことはありますが、実際に演奏しているのをこんなに真近に見たのは初めてで、力強い演奏と美しいお着物の演奏者が並ぶ華やかな舞台を見ることができうれしかったです。春の日がサンサンと降りそそぐ中、日本から遠く離れたニューヨークでのとても幻想的な体験です。

セルフィー棒で撮影中のコスプレ女子たち。不思議な感じだけど、ニューヨークで流行っているコスプレカルチャーも日本が発祥、今や世界中に広まり、ファンがいるようです。最近日本のケーキ屋さん、HARBS がニューヨークにもできたのですが、こういう日本好きの女子たちの間でも人気になっているようで、お花見のお供に買ってきて楽しんでました。
自分自身はもちろん、カップルや友達との写真を気軽に撮ったりできるセルフィー棒、アングルを変えて高いところから撮ったりもできて楽しいですよね。美術館など持ち込み禁止の場所もありますが、屋外撮影なのであちらこちらに見かけます。