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カテゴリ:美術館
先日、上野・東京都美術館で開催されている 『ボストン美術館の至宝展』に行って来ました。 上野は外国人旅行者が多いですね。 平日なのに多くの人で賑わっていました。 美術館は10分待ち。 でも比較的スムーズに、ゆっくり観る事が出来ました。 今回は収集家にもスポットを当て 収集家の視点による作品展となっていて 新鮮で面白かったです。 ゴッホのルーラン夫妻が2人そろって来日。 見たことがあると思ったら ゴッホは4~5点描いているそうで 郵便配達人ジョセフ・ルーランはデトロイト美術館展で ルーラン夫人はメトロポリタン美術館展で観た記憶があります。 ボストン美術館展は7つの章に分かれていて 1. 古代エジプト美術 2. 中国美術 陳容「九龍図巻」 10m近い画面に9匹の龍が豪快に舞う これは老龍が若龍に何かを教えている姿 迫力と躍動感が凄い 3.日本美術 曽我蕭白「風仙図屏風」 蛟竜と呼ばれる怪物を道士が退治しようとしているところ。 強風を楽しむかごとく立ち向かう道士が只物ではない感じ。 英一蝶「涅槃図」 とても大きく、痛みも激しいためほとんど展示されなかった大作が 約170年ぶりに本格的な修理を経て初めての里帰り。 釈迦の入滅に際し悲観に暮れる弟子や動物達を描いていますが 釈迦も寝ているように見え、泣きながら取り囲む人々や動物達に悲壮感が あまり感じられませんでした。不思議。。。 4. フランス絵画 クロード.モネ「睡蓮」 ポール.セザンヌ「卓上の果物と水差し」 5. アメリカ絵画 ジョージア.オキーフ「グレーの上のカラ・リリー」 この絵画は素敵で、引き込まれました。 (パンフレットから引用) 6. 版画・写真 7. 現代美術 村上隆さんの凄く大きな作品もありました。 可愛かったですよ ボストン美術館のコレクションはコレクターからの寄贈・ 寄付金で購入したもので成り立っています。 このように質の高い作品も、誰に対しても開かれた存在で 作品はシェアすべきだという哲学に基づいています。 時代と地域を超えた素晴らしい作品が集結した展示会でした。 オススメです 気に入った作品のポストカードがなかったので モネの雑誌を買ってきたですぅ~ 仕事を一か所にしたので、時間に余裕ができました。 が お金の余裕はなくなりました 応援ありがとうございます にほんブログ村 ポチット感謝です 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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