『仙崎砲台』
所属 佐伯海軍防備隊
着工 昭和14年
起工 終戦により未完
備砲 不明(15㎝加濃砲説が有力なんですが・・・30㎝加濃砲説や15㎝臼砲説があり)
基本的に海峡(水道)防備の砲台は陸軍所属になるんですが、ここ仙崎砲台に関しては海軍に所属するとても珍しい特異は砲台でした。
砲座は3ヵ所残っており、岬側から第一・第二・第三砲座となってます。
また、岬の突端には海峡に侵入する敵潜水艦を探知する『仙崎防備衛所』が残ってるそうなんですが・・・今回は時間の都合もあり未確認となってます。
仙崎山の標高は412mありますが、山頂近くまでは車で行く事ができます。
仙崎ツツジ公園として整備(現在は微妙に荒れてますがw)シーズンは観光で訪れる方もいてるんじゃないでしょうかね。
駐車場に車を停めて遊歩道を上がりますw
しばらく歩くと階段があります(これは多分当時の物だと思います)
もう少し・・・
この階段を上がると・・・
いきなり砲座があります。岬側より第一~~~なので。。。
第三砲座になります。
砲床部・・・砲取り付け用のボルトの類は確認できません。
側弾室は・・・10ヵ所だったと思うんですが(;^_^A
傾きつつあります。
弾薬庫・・・
揚弾井・・・
砲床下部方向に通路が伸びてます。砲座地下が弾薬庫になってたのでしょう。
向こうの下に小さく見える広場が車を停めた駐車場w
景色は最高です♪
第二砲座へ・・・と言っても各砲座間は20m程ですがw
造りは一緒・・・弾薬庫入口が逆なくらいです。
胸墻上部に切れ込み・・・
方位か?
最後の第一砲座へ・・・
この切込みは第一砲座だけです。
胸墻部に造られた通路も第一砲座だけでした。
とか・・・そんな感じの仙崎砲台前編でした。
後編に続きますw
~おしまい~
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