GWはシカゴでフライト三昧! | 『空に焦がれて』
ゴールデン・ウィークはシカゴに行って来ました。

ビジネスクラスも特典航空券で取れたってのもありますが、メインの目的は自家用機操縦。

なんとか駐在の最後の最後で免許取得を果たしたものの、日本の免許への切り替えに時間が掛かってましてね。

と言うのも、学科試験(法規)を受ける必要があるんですが、4半期に一回の開催なので、そこまで何も出来んのです。先にメディカル取って、練習許可取って〜って感じでもいいんですが、せっかく免許あるので書き換えてから飛び始める感じでもいいかな、と。

最後に飛んだのが2016年12月なので、もう半年近く飛んでません。
カンが鈍らぬ様に、ちょいと飛んでおきたいところです。

米国免許で飛ぶとなると、ハワイやグアム・サイパンなんかが候補になってくるんですが、GWなんて法外な値段ですし、そもそも知らん空域・空港でいきなり飛ぶのもなぁ。。。ってことでシカゴ再訪の運びに至りました。

Chicago Flight

初回はインストラクターと乗って、リフレッシュ訓練。まぁ、大分忘れてましたね、思ってた以上に。手順が抜けるのは勿論のこと、そもそも計器のスキャニング(各種計器をまんべんなくチェックして状態把握する)が出来ない、どこ見ていいんだか状態。

どうにかこうにか勘所も戻ってきて、なんとか飛ばせる様になりました。

ブランクが空くとどうなるのか。下手になるってのは、150ヤード飛ばせてたボールが100ヤードしか飛ばなくなる感じではなく、無意識に意識していたことが抜け漏れる、そんな感じでありました。

Chicago Flight

免許を取得して、自由に飛ぶのはほぼこれが初めてに近いんですが、取り敢えずかつての自宅上空飛んでみました。かつて旧軍では飛行士として一人前になると自宅上空を飛んで、故郷に錦を飾ったと言いますが、なんだか勝手にそんな気分です。故郷じゃないけど。

ちょいとデカいマンションに見えますが、、、、アメリカではまぁ標準でしょうか。

Chicago Flight

かつての自宅の近くの空港にはレストランがあって、ささっとディナーを取ってまた離陸。

シカゴ近郊のSchaumburg空港なんですが、ここはオヘア空港の至近。と言うより、オヘア管制空域の真下に位置してます。なので、高度は取れず1,600フィート維持。

Chicago Flight

離陸と同時に眼前に広がるスカイライン、シカゴダウンタウンです。
離陸直後も色々やらないといけないことがあって忙しいのですが、アッと息飲む美しさ。

Chicago Flight

ダウンタウンのビル群に回り込みます。真ん中の黒いビルがシカゴのシンボルの一つ、ジョン・ハンコック・センター。

Chicago Flight

こっちの真ん中の黒いビルはウィリス・タワー。シカゴではシアーズタワーの旧名称の方が馴染んでるかな?

Chicago Flight

ウィリス・タワー横を航過。ここ、最上階に展望デッキあるんですが、写真見ると、それより低い気がしますね。と、戯れに計算してみますと、タワーが442メートル・1450フィート。標高で2200フィートくらいなので、1600フィートで飛んでる私の方が低いですね。展望台より低く飛ぶ逆の贅沢。わーお。

Chicago Flight

この写真の右上部。ミシガン湖に張り出した半島みたいな部分(ヨット・ハーバーの向こう)は、かつて空港でした。さぞやスリリングな離着陸だったでしょうね。

Chicago Flight

アメフト・シカゴ・ベアーズの本拠地、ソルジャー・フィールド。

ベアーズの試合はチャラついたチアリーダーとかおりません(涙)。「ソルジャー・フィールド、それはスタジアムではない。モニュメントだ。」と刻まれております。だいたいどっかの軍人が表彰されております。

Chicago Flight

シカゴ・カブスの本拠地、リグリー・フィールド。メジャーで1番だか2番だかに古いのかな?キレイな球場です。周りのビルの上には勝手に作っちゃった客先があって、その辺大分アメリカ。。。

と、グルっとダウンタウンフライトでした。
自分が過ごした街を飛ぶと言う経験もそうですが、こんなにキレイな街に自分は居たんだな、と。ちと郷愁が湧きました。故郷じゃないけど。

本当にパイロットになって良かった!そんな瞬間でした。

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