映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ガチ星」

2018年05月01日 | 日記

    

    競輪発祥の地である福岡県小倉を舞台に、競輪選手として再起をかける元プロ野球
    選手の姿を描いた2016年放送のテレビドラマ「ガチ★星」の再編集劇場版です。
    かつてはプロ野球選手として活躍していたが、8年前に戦力外通告を受け、自堕落な
    生活を送っている濱島浩司。友人を裏切り、妻や子どもにも捨てられて自暴自棄にな
    っていた彼は、ひょんなことから競輪選手への道をすすめられます。40歳以上でも入
    学できると聞いた濱島は、もう一度自分の才能を試そうと競輪学校に入学しますが、
    そこで待っていたのは、教官の苛烈なしごきと、20歳以上も歳の離れた若い生徒たち
    によるいやがらせという現実でした・・・。
    監督は、ドラマ「めんたいぴりり」や、東京五輪招致映像のクリエイティブディレクション
    などを務め、本作が商業映画デビューとなる江口カン。主人公の濱島役を安部賢一、
    ライバルの久松役を福山翔大が演じ、モロ師岡、博多華丸らが脇を固めています。

    結果としてテレビと映画の違いを如実に見せてくれた作品だと思います。監督はお金
    を取らないテレビと、客からお金を取って見せる映画の違いをはっきり認識していない
    のではないでしょうか。CM製作の感覚でシーンをつないでいる感じで、何を訴えたいの
    か、見る側にはよく判りません。俳優もガラはあっていてもテイをなしていないし、瞬間
    的に優れたショットはありますが、やはり独り善がりで終わっています。
    地元での製作ですから良く言いたいのは山々ですが映画館でお金を取って見せる映
    画にはなっていないと言うことです。




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