HOME |スイス政府、国内の年金・保険等の機関投資家資産を対象とした初の「気候変動シナリオ分析」のパイロット事業を実施。秋にも成果を公表へ(RIEF) |
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  スイスの年金、保険業界の3分の2に相当する約80の機関投資家は、パリ協定の「2℃目標」達成が、それぞれの投資ポートフォリオにどう影響するかを見極める政府主導のシナリオテストのパイロット事業に取り組んでいることが分かった。

 

  気候変動による財務的影響をシナリオテストで評価する方法は金融安定理事会(FSB)の気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が先の報告で提言した。パイロット事業とはいえ、政府主導で機関投資家全体を巻き込んで試行するのは、今回のスイスが初めて。

 

 今回のシナリオテストは、スイスの環境局(FOEN)と、財務省国際金融局(SIF)が、フランスの気候シンクタンク2℃Investing  Initiative(2°ii……

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