身体の調子を整えてくれる住宅・・・その3(中編) | S店長のYABAIお話し☆

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YBI044の店長が作業の記録を報告します♪
店長が忙しい時はYBI024 のA常務が報告します。

少し間が空いてしまいました…
 
 
前回のブログでご紹介した,
 
 
E-TECがホルムアルデヒド等を分解する能力がある…
 
 
その能力を使って、身体に良い新しい建材ができないか…
 
 
というのが、現在の私たちの目標の一つです。
 
 
この実験の詳細をお知らせします。
 
 
その前に、皆さま漆喰という壁をご存じでしょうか?
 
 
 
このように職人さん(左官屋さん)が3mm~5mmの厚さに塗っていく、
 
かなり特殊な技術をようする内装の施工方法です。
 
ちなみに、普通の一戸建ての場合、
 
95%が壁紙を貼り付ける内装の仕上げ…(価格¥1,500~)
 
4%が漆喰風塗料を含めたペイント・・・(価格¥2,000~2,500)
アップ触媒機能はなしですよ
 
1%位がこの本漆喰仕上げ・・・(価格¥5,000~6,000)
 
だと言われていますひらめき電球
 
この中で最も多い壁紙(ビニールクロス)の内装は、
 
その高気密化によって、
 
大変深刻な問題を引き起こしていますあせる
アップクリック        
 
高気密化によって、従来使われていた、
 
カビ防止などの化学物質入りの接着糊が使えなくなり、
 
身体に害のないデンプンをメインとした糊を使わねばならず、
 
ビニールクロスのなかに1000数種類のカビが発生し、
 
部屋の中の空気が、煙突からモクモクと排煙を出してる工業地帯よりも、
 
悪くなってしまっているんです。
 
詳しい内容は上記アップリンクをクリックしてくださいパー
 
 
そこで、現在急激に注目を浴びているのが、漆喰なんですビックリマーク
 
 
以下Wikipediaより引用です。
 
 
漆喰とは、
 
日本古来の塗り壁の製方の一種で、
 

水酸化カルシウム・炭酸カルシウムを主成分としており、

 

もとは「石灰」と表記されていたものであり、

 

漆喰の字は当て字が定着したものである。

 

風雨に弱い土壁そのままに比べて防水性を与えることが出来るほか、

 

不燃素材であるため外部保護材料として、

 

古くから城郭や寺社、商家、民家土蔵など、

 

木や土で造られた内外壁の上塗り材としても用いられてきた建築素材である。

 

面土や鬼首などの瓦止めの機能のほか、

 

壁に使用される場合には、通常で3 - 5ミリ程度、

 

モルタルなどへの施工の場合は10数ミリ程度の厚さが要求されている。

 

塗料やモルタルなどに比べ乾燥時の収縮は少ないものの、

 

柱などとの取り合い部に隙間が生じやすいため、

 

施工の際には留意が必要である。

 

主成分の水酸化カルシウムが二酸化炭素を吸収しながら硬化する、

 

いわゆる気硬性の素材であるため、

 

施工後の水分乾燥以降において

 

長い年月をかけて硬化していく素材でもある。

 

水酸化カルシウムは硬化後、炭酸カルシウムとなるため、

 

当初から炭酸カルシウムを骨材として含有するものが漆喰とされる場合もあるが、

 

一般には水酸化カルシウムが主たる固化材として機能するものに限定されている。

 

近年では化学物質過敏症の原因の主たるものとされる、

 

ホルムアルデヒド吸着分解の機能があるものとして注目を浴びている。

 

 

旧来漆喰とされてきたもの。

 

現地にて昔ながらに海藻(フノリ)を炊いてのりを作り、

 

麻すさ(麻の繊維)と塩焼き消石灰を混合して作られる。

 

以上Wikipediaより引用

 

 

現在の一般的な一戸建て住宅で

 

上記のような本漆喰を施工する場合は殆どありませんが、

 

石灰岩を砕いて焼いた消石灰や、

 

貝殻を細かく砕いて石灰のかわりに使用した、

 

漆喰風の塗量として、使われている場合も漆喰仕上げとして、

 

一般的に漆喰と呼ばれています。

 

さきほどのWekipediaでの説明の中で、

 

ホルムアルデヒドの吸着分解とありましたが、

 

これは、正しい表現ではなく、

 

吸着はしますが、その分解は殆どしません。

 

よく、備長炭などが、部屋のホルムアルデヒドなどのVOCガスを吸着しますが、

 

一年位で、飽和状態となってしまうため、

 

新たな炭に入れ替えるのと同様に

 

ホルムアルデヒドを吸着はすれど、

 

分解する能力は殆どないことが実際です。

 

分解してないと、気温が20℃を超えた場合、

 

吸着していたホルムアルデヒドは、再び、

 

室内に浮遊します叫び

 

 

今回の実験の目的は、

 

この漆喰風塗料にE-TECによって触媒効果を持たせること

 

一言でこれにつきます。

 

触媒効果=分解能力です。

 

ですが厄介なことにホルムアルデヒド(CH2O)の量を

正確に計ったとしても、

先ほど触れた吸着によって減ったのか、

分解によって減ったのかの区別がつきません。

 

ホルムアルデヒドは、活性酸素によって、

 

CO2と水に分解されますひらめき電球

 

HCHO(ホルムアルデヒド) + H2O(水 )→ HCOOH (ギ酸)+ 2H^+ + 2e^-
HCOOH(ギ酸) + H2O(水) → H2CO3(炭酸) + 2H^+ + 2e^-
H2CO3(炭酸) → CO2(二酸化炭素) + H2O(水)

 

これは、ホルムアルデヒドの酸化(分解)の化学式ですが、

 

最終的に、CO2と、水に分解されるわけですひらめき電球

 

ということは・・・

 

密閉のBOXの中で、CO2(二酸化炭素)が増えていれば、

 

!!ホルムアルデヒドが分解されているわけです!!

 

そんなわけで、

 

内側にE-TEC入りの漆喰風塗量を塗った密閉の箱を製作し、

 

中のCO2(二酸化炭素)量の変化と、

 

ホルムアルデヒド量の変化をみます。

 

今回使う漆喰風塗量は天然の貝殻を細かく砕いたモノで、

 

右の少し青みがかった水溶液がE-TEC水です。

 

それを6枚の正方形のボードの裏に二回塗りし、

 

正方形の密室を造ります音譜

 

角は全てアルミテープで密閉し、

 

大袈裟でなく蚊が窒息する位の密閉空間です叫び

 

 

そして、劇薬であるホルムアルデヒドを容器に入れて密閉爆弾

 

 

これを北川式の検知管にて中のCO2を時間ごとに計測していきます。

 

この触媒効果を試す実験で、

 

驚異的なことが1つあります目目目

 

それは、普通、酸化チタンなどを使った光触媒の場合、

 

かなりの量の紫外線を必要としますひらめき電球

 

それがなければ分解などできませんパー

 

でも、この密閉空間の中は全く光はないんです!!

 

完璧な無光触媒ということですポーン

 

 

  ホルムアルデヒド値             CO2値      

初期値           30ppm                 1,000pp              

3時間後          10ppm                1,400ppm              

6時間後           5ppm                1,600ppm              

9時間後          微量                  2,000ppm              

 

 

このように、ホルムアルデヒドが分解して、CO2が増えています目

 

 

この試験は、日本睡眠環境学会会長、日本体育大学教授の

 

井川正治先生の監修のもと、行われました。

 

 

先生の評価は、

 

【通常の漆喰は吸収能力という点では、他の壁材に比べ

優位性を持っているがその吸収能力には限界がある。

本試験で使用したE-TEC希釈液を用いた漆喰は、

ホルムアルデヒドの減少に伴い二酸化炭素の増加が認められた。

これは、この漆喰が吸収されたホルムアルデヒドを

分解する能力があることを証明するものである】

 

現役の大学教授がE-TECの触媒効果を認めてくれました

 

これって凄いことなんですよポーン

 

長くなってしまいました汗

 

 

このE-TECの触媒効果がいったいどのような建材を生み出していけるのか・・・

 

 

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次回はこんなことを掘り下げます。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。