おはようございます。
不登校・ひきこもりの直接の原因やきっかけとなっているのは、多くの場合、学校における“いじめ”です。
【いじめが登校渋り・不登校ひきこもりを生み出すメカニズム】
クラスメートや部活の仲間にとっては単なる“いたずら”、“遊び”であることが、受ける子供にとっては“いじめ”と映ることが少なくありません。
最初はちょっとした出来心で始まったイタズラのようなような“いじめ”も、度重なるとだんだんとつらくなり、そのうち耐えがたくなります。
“いじめ”を受ける子供が、何度もいじめられたりしますと、“耐えがたい苦痛・つらさ”となり、登校しぶりが始まります。
“耐えがたい苦痛・つらさ”がやむ事なく続いていきますと、やがて“恐怖”となり、子供の心の奥に“学校に行くのが恐いトラウマ”ができて、
不登校・ひきこもりになります。
“学校に行くのが恐いトラウマ”が子供の心の奥にできてしまいますと、学校・先生・クラスメート・部活・勉強…など、学校に関係するキーワードが出るだけで、子供の潜在意識の自衛本能が作動し、拒否反応を示します。
“いじめ”は登校しぶり、不登校ひきこもりの遠因であることは決して見のがすことのできない事実です。
【“いじめ”について ー AKB高橋みなみさんの重要なメッセージ】
「いじめ傍観者は「小さな勇気」を AKB高橋みなみさん」と題する大変素晴らしいネット記事が(朝日新聞デジタル 8月30日(日)7時4分配信)配信されました。
実際に“いじめ”にあった高橋さんのお言葉は千金の重みがあります。
大切なお子さんたちが、学校で実際にはどのような目に遭っているのか、あるいはどのような“いじめ”に遭う可能性があるのか、重要ないくつもの示唆をしてくださっています。
高橋さんがこの記事の中で仰っている“いじめ”に関することは、すべて事実であり、真実です。
お時間のある時に全文をご覧頂き、ママ友仲間、担任との面談、学校での会議等でお役立てれば大変ありがたいです。
【AKB高橋さんの重要なご指摘】
AKB高橋みなみさんのとても重要なコメントをいくつか引用させていただきます。(赤文字や改行は筆者)
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「アンケートで「いじめはなくせない」を選んだ小学生の女の子が、「先生や親が気付かないから」と書いています。」
「小学生にとって、先生の与える影響はすごく 大きい。いじめに関わるのは、すごくパワーがいることだけど、先生たちには、あきらめないで取り組んでほしい。」
「先生や親のせいだけではなくて、誰かが声をあげないと気付けないことがあることも、子どもたちに分かってほしい。」
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この小学生の女の子の「親や先生が気づかないから」という言葉は大変重要です。
子供がいじめに遭っているのに、お母様や担任はまったく気づいていないケースがほとんどです。
小学生は、生意気盛りでも、まだまだ幼気(いたいけ)な“自分では自分を守ることができない子供”なのです。
家ではお母様がせめて1日30分程度、お子さんと正面から向き合って、学校であったことなど、お子さんのしっかりお話を聴いてあげてほしいと思います。
学校の担任は教える事や事務などに忙殺されていますので、とても子供たち一人一人の心の内までゆっくり観察する余裕がありません。
それでも子供たちにとって“担任”は学校における子供たちの“親代わり”なのです。
どうか万難を排して、子供たちの心を守ってあげていただきたいと思います。
教育行政や学校で“いじめ”と定義しないで対応していない“いじめ”こそ、実際には登校しぶり・不登校ひきこもり・自傷行為・自殺に繋がっている現実をしっかりご理解いただきたいと思います。
【AKB高橋さんから子供たちへのメッセージ】
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「いじめを傍観している子どもたちへ。
助けてあげたいけど、自分が標的になってしまわないかと怖いよね。ただ、クラスでは傍観者の方が多い。「あの子、大丈 夫ですか」と先生に伝えたり、無視されている子に「おはよう」と言ってあげたり。一つひとつの「小さな勇気」が、いじめられている子からしたら、すごい希 望だよ。傍観者には、すごいパワーがあることを覚えておいて。」
「いじめられている子どもたちへ。
今の環境を「どうにかしなきゃ」って動ける子もいるけど、そうでない子が大多数だよね。どうしても、30~40人の世界 しか見えなくなってしまうけど、今のクラスで生き延びなければいけないわけではない。外はもっと広いし、別の学校に行ったら別の友達はたくさんいる。向き 合う勇気もすごく大事だけど、逃げることは別に悪いことじゃないことも知ってほしい。」
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記事全文はこちらから
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「いじめ傍観者は「小さな勇気」を AKB高橋みなみさん」
(朝日新聞デジタル 8月30日(日)7時4分配信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150830-00000009-asahi-soci
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ご自分のつらい体験に基づいて今回のような“いじめ”に関する重要なご指摘とメッセージを発信してくださったAKB高橋みまみさんに心から感謝申し上げたいと思います。
自分が“いじめ”にあったことを告白するのはとてもつらい事ですし、勇気が要ることですが、そのお陰で多くの子供たちが救われることは間違いないと思います。
高橋みなみさん、本当にありがとうございます。
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