ふわふわな記憶

日々精進。

魔法少女リリカルなのはViVid第12巻 特典と感想

2014-07-26 16:15:00 | 魔法少女リリカルなのは

 今日は魔法少女リリカルなのはViVidの12巻が発売されたので買ってきました。今回もアニメイトゲーマーズとらのあなメロンブックスで描きおろしのブックカバーが特典になっていたので4冊購入。
 

 もちろん4店舗とも全部いい絵柄ですけど、今回は個人的にはアニメイトの絵柄が一番ですね。ゲーマーズの絵柄も結構好きですけどViVidではコロナちゃん派なので今回はアニメイトがやっぱり一番良かったかなぁと。

 ただゲーマーズは毎度お馴染みのコンプエースとの連動特典ポスターがコロナちゃんで、しかもコロナちゃん単体で特典の絵柄になったことは現在連載6年目に入っているのに過去になかった気がします。

 コロナちゃんとアインハルトの対決が描かれた6巻でさえゲーマーズでは単体どころか描かれてさえいませんでしたし、アニメイトととらのあなでも大きく描かれることはなかったんですよね~。この頃はまだメロンブックスでは特典がなかったとはいえ3店舗のうち1店舗くらいコロナちゃん推しの特典があっても良かったんじゃないかなと当時は思っていました。

6巻アニメイト特典



6巻とらのあな特典




 それだけにいつコロナちゃん単体のイラストが特典になるんだろうと思っていたらViVidの1つの節目となる今回の12巻で満を持しての登場!ついにコロナちゃんの時代がやってきたとテンション上がりました。藤真先生本当にありがとうございます。



 12巻は58話~62話(コンプエース 2014年4月号~ 2014年8月号分まで)収録。
 (詳しくは60話61話62話の感想を参照下さい。)

 12巻ではヴィヴィオVSアインハルトの4度目の対決が幕を開ける。
 今まで以上に強い気持ちでヴィヴィオは試合に臨む。





 心も体も自分の思うようにならず大好きだった優しい人のことさえ殺しかけてしまった
あの時の黒いジャケットを纏って、ヴィヴィオはなのはさんに教わった「ぶつかり合うこと」をアインハルトに伝えようとする。




 一方、アインハルトは過去の記憶に縛られ守るべきものを守れない悲しみを二度と繰り返さないために強さを求めて彷徨い続けてきた。

 
 でも試合を通してヴィヴィオの本気の想いを知って、アインハルトは今までの自分を見つめ直す。過去に縛られて遠回りのような日々を送ってしまったのかもしれない。でもそんな日々があったからこそヴィヴィオやコロナちゃんやリオたちをはじめとしてたくさんの人たちに出会うことができた。だから「これから」は過去に縛られるのではなくて大好きな人達と一緒に笑って歩んでいくことを決意する。


 今まで笑顔を見せなかったアインハルトが笑っているシーンは何度見ても胸が熱くなりますね。この試合を通じてヴィヴィオはアインハルトの悲願を受け止めることができたのだと思います。


  ViVidの1つの節目となる12巻ですが、無印の頃から受け継がれてきたなのはさんの想いや、ViVidの1巻からアインハルトが抱えてきた悩みに対する答えがヴィヴィオとの試合を通して描かれていて本当に何度読んでもよい物語でした。


 時には迷ったり、悩んだり、躓いたり、立ち止まってしまうこともあるけどいつかきっと自分なりの答えが出せるときが来る。その答えが信じられなくなってまた立ち止まってしまったとしてもいつかきっとまた答えを出せる時がやってくる。
 いつか自分を誇れるようになる時まで迷ったり悩んだりするのが人生ですよね。62話でルーテシアも言っていた「生きているからには生きていかなきゃならない」というのも本当に深い言葉だと思います。


 13巻は2015年の1/26発売予定。今月号のコンプエースから新章がスタートしていますし、ヴィヴィオやアインハルト、そしてみんなの物語がどうなっていくのか楽しみです。


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