「天国」の住人になるか、「地獄」の住人になるか | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




今日はちょっと、『「天国」の住人になるか、「地獄」の住人になるか』というテーマで話してみたいと思います。


何か、宗教チックな響きですね(笑)


ちなみに、僕は、特定の宗教を信仰しているとかは無く、神様がいるかどうかも知りません。


まぁ、「神様っぽいもの」を感じたりする時はありますけどね。


そういう自分の心の中にある「神聖なものの存在」を大切にしたりはします。


僕の物事の選択基準は、「何かこっちのが美しいから」みたいな全然論理的じゃない事もあったりするくらいです(笑)


何て言うんですかね、そういう「理屈じゃない何か」みたいなものに対しては、割と普通の人より許容範囲がデカい気がしています。


ただ、「神様」がいるかどうかは知らないし、この世の他に「あの世」が存在するのかも分かりません。


数学的には「全知全能の神」がいない事が証明されてたりするみたいですが、だからと言って、必ずしも数学が正しい結論を導いているとは限りません。


結局、「神がいるかなんて、あの世があるかなんて、分かりっこねぇぜ」ってのが、今の僕の正直な意見です(笑)


ただ、科学では説明できない何か、いわゆる霊的な存在は、「ひょっとしたら、いるのかもな~」とか思ったりしてます。


常に半信半疑、信じたフリして疑ってるのが僕のスタイルなので、言ってみれば「どっちつかず」な感じです。


信じた瞬間裏切られないように、傷つかないための予防線を張ってるわけですね(BUMP好きとミスチル好きには通じるネタ)。


まぁ、そういう「神」とか「あの世」とかフワフワした事はよく分かんないですが、今日話したい「天国」「地獄」の話は、すごく現実的な事についてです。


僕は、この世界には「天国」に住んでいる人と、「地獄」に住んでいる人がいると思っています。


同じ世界に住んでいながら、そこが「天国に見える人」と「地獄に見える人」がいるのです。


それは、何かたくさんのものを所有しているとか、そういう違いから来るものでは無いです。


例えば、女の子にすごくモテるとか、お金持ちだとか、そういう事で決まったりはしません。


だって、端から見ればすごく順風満帆に見える人でも、地獄に住んでいるかのような目をしている人もいますよね?(そんな人いないかw)


それ以上何を望むかね、と思える人でも、「生き辛そうな人」というのは、この世に存在しているのです。


何かたくさんのものを所有していれば「天国の住人」になれる、というわけではありません。


では、何が住む世界の違いを生んでいるのかと言うと、それは「視点」です。


つまり、どこを見ているか、という事です。


「天国に住んでいる人」というのは、視点が「今あるもの」に向けられています。


「今自分の身の周りが、何で満たされているのか」という事を見ているのです。


そういった視点で世界を見ている人というのは、この世界がとても美しく見えます。


それこそが、僕が今ここで定義する「天国」なのです。


逆に、「地獄に住んでいる人」というのは、「今ないもの」を見ています。


つまり、「不足しているもの」ばかりに目が行くのです。


それは、「アレが無い」「コレが無い」といったように、この世界の「穴」ばかりを探している状態です。


そういう人の目には、この世界がとても魅力の無いもの(「地獄」)に映ってしまっているのです。


そんな感じで、今言ったような話が、僕が考える「天国に住んでいる人」「地獄に住んでいる人」の話です。


と、ここで、ちょっと、話をもう一段階深くしていきたいと思います。


今僕は、「天国に住んでる人がいいよね~」的なノリで話してきましたが、実はそうは思っていません。


もちろん、地獄は論外ですよ(笑)


では、どの世界に住むべきと思っているかと言うと、それは「地上世界」です。


つまり、天国に住んでフワフワした気持ちになるわけでもなく、地獄に住んでドンヨリした気持ちになるわけでもなく、「地に足の付いた人間が一番だよね~」と思っているのです。


地に足の付いた人間、つまり、「地上世界の住人」というのは、「今あるもの」も「今ないもの」も両方同じようなバランスで見れている人の事です。


そういう人が、理想的だと思っています。


そして、「今あるもの」に感謝をして、「今ないもの」を追い求めて成長していく人が魅力的だと思っているのです。


そういう人が、一番「心のバランス」が取れていると思います。


そして、生きていて楽しいのです。


「今あるもの」ばかりを見ていたら、そこに満足してしまうばかりで、成長のない人間になってしまいます。


それは、「天国」の気持ち良さに浸ってしまっている状態です。


分かりやすい例を言えば、「金持ちになってセミリタイア」みたいな感じですかね。


そんな人、端から見ていて魅力的じゃないですよね(笑)


ある意味、人生を詰んでしまっているわけです。


ソクラテスの言葉を借りれば、「満足したブタ」です。


そうならないためには、「今ないもの」に目を向けて、新たな次元へ向かっていく必要があるのです。


逆に、「今ないもの」ばかりを見ていたら、そこに絶望してしまうばかりで、前に進めません。


そうなったら、生きている意味を見失ってしまうのです。


そういう時には、「今あるもの」へ目を向けて、心のバランスを取る必要があります。


どんな状況でも、「残されているもの」や「持っているカード」というのはあるものです。


そこに目を向けて、自分の目の前に広がる世界をもっとクリアに見る必要があるのです。


何かこの世界が退屈だったり、荒んで見えたりする時というのは、心のバランスが崩れて、「あるもの」と「ないもの」のどちらかに視点が偏っているのです。


そういう状態の時には、意識的に「今あるもの」と「今ないもの」をバランスよく見る必要があります。


例えば、受験で上手く行かなかったとしても、失ったものばかりを見ないで、「残されたもの(今あるもの)」に目を向けるようにしてみて下さい。


そうすれば、この世界の見え方が変わってくると思います。


何かを失った時というのは、そこにばかり目が行って、「今ないもの」への執着が強くなります。


しかし、そのままの状態だと「地獄の住人」で居続ける事になります。


そうならないためにも、「今あるもの」へと目を向けて、次への一歩を踏み出して行って下さい。


ちょっと最後は、半ば強引に「受験の話」に繋げてみましたが、今回話した内容は、生きていく上で非常に重要な視点だと思います。


ぜひ、心の片隅に刻んでおいて下さいね。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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