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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




人間は、意外と合理的じゃない生き物です。


いや、意外じゃないかもしれないですね。


機械ではないので、「これって、無駄だよね。」って行為をやってしまう事が、しばしばあります。


よく言われる事ですが、買い物をする時なんかは、人間は「感情で決めて、後から理屈を付く足す」という事をします。


「何か、コレ欲しい!」って思って買って、後から「こういう理由で必要だったから、良い買い物をした」みたいな事を考えるのです。


もちろん、選んでる段階で、「こういうメリットがあって・・・」とか考えるかもしれないですが、それも後付けだったりします。


本当のところは、「何か、これいいなぁ~」とか思って買いたくなったから、買うための「理屈」を考えてるって場合が多いです。


「お土産」とかそうですよね。


旅行行ったノリで、「記念に~♪」とか思って何かを買ってみたものの、冷静に考えたら、「いらなくね?」って場合が多いです(笑)


まぁ、それでも、「記念だから、記念だから」と自分を納得させるわけです。


そんな感じで、人間は、感情に任せて「冷静に考えたら、無駄だよね。」って事をやってしまう生き物です。


で、その「無駄だよね。」って思う事の中で、日常生活でよくありがちなのが、「終わった事に対して、とやかく言う(責める)」ってやつです。


これ、結構、色んな場面で目にしますよね?


最近、僕はテレビでこういう光景を見かけて、「おぉ、イッツ 無駄~!」と思って、この記事を書きたくなりました(笑)


何かの番組で、「女の子3人組が予算内で旅行する」みたいな企画をやってたんですよね。


それで、お金を管理する係の子がいて、その子がちょっとやらかしちゃったんですね。


確か、お金を正確に計算できてなくて、ギリギリ足りるかどうか、みたいな状況になっちゃったんですよ。


その時に、他の女の子2人がすごく責めてたんですよね。


もちろん、「やらかしちゃった事」に対してイラッとしてしまうのは、分からなくもないです。


ただ、責めるのって、超無駄な行為です。


だって、もう終わった事だから。


責めたって、お金は戻ってこないのだから。


と、こういう事を言うと、何となく綺麗事というか、正論って感じがして、斬新さに欠ける気がします(笑)


なので、ちょっと、違う視点から話してみようと思います。


おそらく、責めてしまう人は、自分の感情を発散させようとしてるのだと思います。


それで、スッキリしようと。


いや、こんな事を言うと、「それは違う。罪悪感を持ってもらって、2度とこういう失敗を繰り返さないようにしてるのだ。」と、それこそ、感情に理屈を後乗せされるかもしれません。


しかし、僕は、これを論破できます(何)。


「感情を発散させる」という選択、「罪悪感を植え付ける」という論理、どちらも、僕の中では間違っています。


まず、感情を発散させたとしても、それが相手を責めるものだと、余計空気が悪くなります。


反発が反発を生み、「負の感情」の連鎖が起こってしまうのです。


感情を発散させようとした結果、感情を増幅させてしまうという最悪の結果を生んでしまいます。


実際、番組内では、そんな感じになっていました。


次に、「罪悪感を植え付ける」という事に関してですが、これは一理ある気もします。


実際、「法律」というルールを作って、それを破った者に対して罰を与えるのが法治国家であり、日本がやってる事ですからね。


しかし、僕は、「罪悪感を与えて、改心してもらう」というのは、最善手では無いと思っています。


最も効果的に改心させる方法は、「許し」なんじゃないかなぁ、と思います。


相手がやっちまった事に対して「許す」という行為こそ、最強の一手だと思うのです。


これが、「感情的に責める」という事の代替案になります。


だって、相手だって言われなくても、絶対に「罪悪感」を感じてるわけです。


そこをさらに責め立てるのは、傷口をグリグリやる行為です。


そうではなくて、与えるべきは「バンドエイド」です(笑)


「ミスってしまった事は私たちも残念だけど、それよりもこれからの事を考えよう」と言ってあげれば、相手を癒す事ができます。


そうすれば、「申し訳ないことをしてしまったなぁ。。。次からは、絶対にしないようにしなきゃ(´・ω・`)」と最高の改心をしてくれるはずです。


こっちにとってもプラス、相手にとってもプラスで、最高の形になります。


「許し」の力は、最強です。


そういえば、何かの動画で、「自分の家族を殺された女の人が、裁判所で殺人犯を抱きしめる」というシーンを観たことがあります。


僕は、これを観て感動しました。


しかし、一番、心を動かされたのは、「許し」を与えられた殺人犯の人だと思います。


まさか、自分が殺した人の肉親から抱きしめられるなんて、思ってもみなかった事でしょう。


その「許し」のパワーは彼の心を癒し、その動画によって世界中が癒されたと思います。


そんなこんなで、「許す」という行為は、最強だという事です。


どんな事でも、許せるような人間になっていけるといいですよね。


もちろん、自分に対しても、終わった事を責めないであげましょう。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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