「夢を持て」とか言われても困るよね | 大学受験のリアルー合格したいなら、予備校に行くな!-

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"参考書で独学する"という非常識で効率的な「勉強のやり方」を徹底的に解説していきます。
また、人生全体の「生き方(人生観)」や、勉強の「本質的価値」についても伝えていきたいと思います。



※この記事は、2014年7月~2015年10月の間に

アップされた記事に「加筆・修正」を加えたものとなっております。




今日はちょっと、『夢』をテーマに話してみようかなぁ、と思います。


と言っても、希望に満ち溢れたような話をするわけではありません(笑)


「夢」って何なんだろう、それを持つためにはどうすればいいんだろう、的な事を考察していきます。


小さい頃に、「夢を持て」とか言われたりしたじゃないですか。


いや、直接言われなかったとしても、何となくそういう言葉って耳にした事ありますよね?


「少年よ、大志を抱け」的な(笑)


幼稚園生とかだと、大人の人から「将来の夢は何?」と聞かれたりします。


僕はぶっちゃけ、小さい頃、そういうのが嫌いでした(笑)


いや、幼稚園の時は、まだ「忍者戦隊カクレンジャーになりたい」という淡い夢を抱いていました(笑)


ただ、小学生くらいになると、「将来の夢?将来の事なんて、分からないんですけども。。。」的な事を思っていたのです。


いやぁ、可愛くない子供ですね。


普通だったら、純粋に「ケーキ屋さ~ん♪」とか「サッカー選手~♪」とか答えるのだと思います。


でも、僕は、そこにめっちゃ違和感を持ってました。


「いや、みんな真面目に考えてないだろう」と。


「ケーキ屋さんって、ケーキ食べられるわけじゃないだろう」と。


何となく、「1問1答」的な感じで、模範解答を答えなきゃいけない雰囲気が嫌だったのです。


「子供ナメんなよ」と(笑)


まぁ、今のはちょっと大げさに言いましたが、「夢とか聞かれても、将来の事なんて、今の段階で分かんないじゃん。」と子供ながらに思っていたのです。


あと、夢って、何か「非現実的」なイメージがあるじゃないですか。


達成確率低くて、少数の人しか実現できない、みたいな。


スポーツ選手だったり、アイドルだったり、歌手だったり・・・。


何か、そういうなれる可能性が低いものしか「夢」と呼んじゃいけないような空気がありますよね。


小さい頃から超現実派だった僕は、そんな確率の低い事しか受け入れてくれない「夢」という言葉があまり好きではなかったのです。


ちょっと、ここら辺で「夢」という言葉について整理してみると、「時間的に遠い未来・達成確率が低い」というのが夢の特徴みたいですね。


夢と似たような言葉で「目標」という言葉があります。


じゃあ、夢と目標の違いって何なんですかね。


僕の感覚としては、目標は「時間的に割と近い未来・達成確率が割と高め」という感じがします。


そして、手段がある程度分かってる、という特徴を持っている気がします。


それに対して夢は、手段が分かってない、って感じですよね。


なので、ちょっとまとめてみると、


・・・「時間的に遠い未来・達成確率が低い・手段が分からない」

目標・・・「時間的に割と近い未来・達成確率が割と高め・手段がある程度分かっている」


という感じですかね。


ちなみに、僕は小さい頃、「目標」って言葉もあまり好きでは無かったです。


「目標って何?特に無いんですけども。。。」という感じで毎日を何となく生きていたのです。


僕は、今まで「夢」とか「目標」という言葉とは無縁な感じで生きてきました。


ただ、その理由が最近になってようやく分かりました。


「なぜ、夢とか目標を持てずに生きてきたのか?」という問いに答えられるようになったのです。


それは、一言で言ってしまうと、「圧倒的に情報量が足りなかったから」です。


夢とか目標って、さっきまとめた通り、似てるようで違う言葉な気がしますが、「未来のこと」って意味では共通してますよね。


この「未来」について考えるためには、「情報量」が必要なのです。


情報量っていうのは、、もっと分かりやすく言うと、「この世界の仕組み」についてや「未来の可能性」についての知識のことです。


小さい頃っていうのは、「この世界がどうなっているのか」とか「仕事って何なのか」とか「どんな生き方があるのか」とかがよく分かってません。


だから、具体的に自分の未来をイメージできないのです。


そんな状態だと、「夢」とか「目標」が持てなくても当然な気がします。


もちろん、漠然としたイメージだけで「弁護士になりた~い」とか「公務員が良い~」とか言う事はできます。


でも、そんな漠然としたイメージだけでは、情熱って湧かないと思うのです。


「社会的に良いとされている」とか「親が望んでいる」とかだけで目指しても、大してやる気って起きないわけです。


「具体的に、それってどんな事をするのか?」とか「どんな生き方なのか?」みたいな事が分かって、初めてイメージが出来て、モチベーションが湧いてくるはずです。


そして、それこそが、本当の「夢」とか「目標」になり得ると思うのです。


つまり、何が言いたいのかと言うと、未来を描く(夢や目標を持つ)ためには情報量が必要だ、って事です。


「この世界ってどうなってるのかな~」とか「どういう生き方をしている人がいるのかな~」みたいな事を知る必要があるのです。


そして、自分から見て魅力的な生き方をしている「憧れの対象」を持つことです。


そうする事によって、初めて自分の「夢」とか「目標」が明確になってきます。


これから「将来どうなりたいか」を考えていく人は、ぜひ、今日話したような事を参考にしてみて下さい。


情報量(知識量・経験量)を増やす=勉強する事によって、初めて自分の「なりたい姿」が見えてくると思いますよ。



最後まで読んで頂きありがとうございました。



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