懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,401 兵庫県旧今田町の民家

2017年10月23日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 兵庫県旧今田町大野原

姫路から国道372号線で篠山に向かっていた。その途中の今田町にも茅葺民家が見えた。
それから南下して茅葺の残る地域を探す。大野原集落に10軒ほどまとまって茅葺民家があった。それから数キロ行くと立杭焼の集落にたどり着く。ここにも茅葺民家はあった。
立杭焼に行ってここが日本六古窯ひとつであるのをしった。  
(六古窯、平安、鎌倉時代からの窯業の産地)
何でも行動して現地にいってみるものだ。その後、六古窯を全部まわってみることにした。

茅葺民家は結局、何年も掛けてその地域を探した。
今田町のこの地域は米が穫れず焼き物を売り米と物々交換をしていたと地元の人が言っていた。なぜ米が穫れないのか標高はそう高いわけでもなく灌漑用水がなかったのであろうか。
重機や削岩機のない時代は上流から水を引くにしても岩石を掘削したらトンネルを掘るにも苦労したとおもう。水利権の問題もあり政治力のある代官や庄屋がいないと難しかったと思う。
干拓地にしても農業用水のない平野部は大変な苦労をしている。

集落を訪ね歩いても農業用水をどこから引いているか飲料水はどうしているかを知る事が必要だ.棚田地域を訪れた時にこの棚田の用水はどうしていのかお婆さんに聞いたら下の池からポンプアップして送られてくるといった。お婆さんの口からポンプアップという言葉が聞けるとは思わなかった。



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