懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 山際の家

2018年07月22日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県安来市


茅葺きと漆喰の倉が見える。倉には龍の鏝絵がみえる。龍は火除けのおまじないである。
龍は口から水を吐くので龍吐水とし信じられてきた。

山際に茅葺き民家が建つ大規模土砂崩れがあると家も巻き添えをくらう。
斜面に建つ家は土石流に流される。
川沿いの家や集落は濁流に流される。

日本の河川も斜面も200mm雨量ならば耐えられるが今年の7月豪雨では400mmから1000mm降った。土壌に水が深層までしみ込んで耐えられず崩落した。
斜面の崩落を見ると竹を植えようが広葉樹を植えようが大木ごと流され川を堰き止める。
日本の宅地は斜面や造成地や昔の池や湿地にも家が建っている。

災害も人生と同じでラッキーの連続で被害も合わず生きてこられたのかもしれない。
我々の年代で建物も家族も失うと生きる希望もなくなる。


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