週末の予定といえば大概、土曜日はセラピー、自助グループ、クリニック etc の用事を済ませて、日曜は完全オフ(引きこもり)というのがここ数年の定番の過ごし方です。

昨日は母のお墓参りをしてきました。
数年前までは、両親それぞれの命日とお盆には、仏壇にお花や果物などをお供えしていたのですが、いつものスーパーでそれらを買って花瓶に挿して、お供え物をお皿に盛り付けて並べる、ただそれだけの作業がとてもしんどくて、最近では手抜きをするようになりました。

やはり他者とのコミュニケーションの場に身を投じての毎日の労働が堪えていて(必要最低限の会話しかしてないのですが)、それ以上1ミリも動きたくない、というのが身体からのメッセージということです。
今までは、愚図の言い訳だと思っていたのですが…。

ところで、引きこもりの日は、朝目覚める時、昼寝から目覚めた時などに、決まって不安感にさいなまれます。
不安の元…
超個人的なことではありますが、こんなことで不安になります。

・今日の to do (洗濯しなきゃ、布団を干さなきゃ、シーツを洗わなきゃ etc)
・先延ばしにしている to do (ヤフオクに不用品を出品する。毎月の契約料400いくらが無駄になる。不用品がいつまでもクローゼットに居続けて気になる)
・リビングにいくらお金を掛けても居心地良くならない。(北欧のデザイナー家具を買ったのに。リノベーションまでしたのに。配色、配置のバランスが悪い)
・リビングテーブルを無印の家具に買い換えようか。でも、またヤフオクに出品しなければならないものが増える。しかし、かなり重い。同じ市内で取りに来れる人じゃないと無理だろう。

このリビングのことが一番の悩みの種です。
お金を無駄遣いしている、分不相応と責める意識が重くのしかかってくるのです。
心臓がドキドキしてきて、不安が全身に広がります。

(と言っても、平日は仕事で紛れているので、週末限定のお薬を必要としない程度の不安です。お薬を必要とされている方や、不眠、吐き気、頭痛など身体症状を伴うことに比べると泣き言を言うのが申し訳ないくらいにごく軽いものでしょう)

これらの心理を分析してみます。
人は、それがトラウマであろうが楽しい経験であろうが慣れ親しんだ感情、感覚を再現しようとする生き物である、といういうな内容を本やブログでよく見かけます。
それに自分をなぞらえてみると、

・母に、家事をしろ!と乱暴に言われて、心臓をドキドキさせていたので、家事をやる前に気が滅入る。
・あまり片付いていない居心地の悪い家で育ったために、いくらお金を掛けても「居心地が悪い」と思うようバランスの悪いチョイスをしてしまう。
・ヤフオクの契約料が無駄に課金されることに恐怖。でもなぜか、出品も解約も出来ない。固まる。超貧乏で育ったので、1円でも無駄にするのが怖いという感覚を再現し続けるため。


幼少期に慣れ親しんだ感覚がネガティブだとネガティブなことを感じ続ける。
親に依存するしかない子供時代の感覚がその後の人生を決定するとは、なんて不公平なのでしょうね。
これらは、自助グループでも分かち合いさせてもらったし、「(自分ごときが?)お金を使うことの罪悪感」は他の複数の方からも聞いていて、自分だけでないこともわかっているのです。
でも、良くならない。楽にならない。

こんな暗い気持ちで同じことを考えるのが、私の休日の定番です。


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