今週、水曜日、帰宅途中にばったり知人に会いました。
私に会ったことをすごく喜んでくれて、一杯やっていきましょう！と居酒屋へなだれ込みました。
彼女には息子さんが2人いるのですが、1人は借金や離婚と問題を抱えていて、問題を抱えている人がみんなそうだと思うわけではないのですが、何となく話を聞いていると愛着障害者という感じがしました。
ようするにACですね。
彼女はとても優しい人だし、現にもう1人の息子さんは、とても良い家庭を築いてお母さん思いで、しっかり育っています。
でも、どんなに良い人でも、例えば離婚問題などがあって、どん底の不安定な気分が半年続いたとしたら、そのあと明るさを取り戻していいお母さんに戻っても、子供の心に不安の種が撒かれることもあると思います。
乳児期から幼少期までの間だと何が致命傷になるかわからないということですね。
そうやって着いてしまった傷がケアされずに、知らない間にがん化していく。
そして、成人してから思わぬ形で表出してくる。
もうこうなると誰も責められません。
きっと、何かそういう原因となることがあったんだろうなと想像しました。
翌日は、先日の記事で書いたとおり友達Ｙさんと唐揚げを食べたのですが、この彼女は旦那さんがAC的素養の持ち主で、彼女が結婚してからのここ数年、何かと愛着障害、ACについて話すことが多くなっていました。
そして、今日。
午前中、かれこれ10年ほど交流が無かった友達から電話がきました。
離婚するとのこと。
話を聞くとどうもこの旦那さんもAC、愛着障害と思われるところがありました。
ただ私とは違って、自分が生きづらさを抱えていることにまだ無自覚な感じ、生きづらさを単なる「性格」くらいに受け止めている感じ、まだ、愛着障害、ACという言葉の存在も知らずに自分を精神的健常者だと思い込んでいる感じがしました。
彼を愛着障害、ACと仮定して、感じたことを話すと「どうしてわかるの？！」の連続でした。
この電話を切ったあとから、頭の中に黒雲が漂ってくるのを感じました。
頭の中は、急に不安と焦りでいっぱいに。
・セミナーの最終回で人前で発表をしなければならない。どうしよう、どうしよう、どうしよう…
・営業部門に向けてパソコンのスキルアップをした方が残業を削減できるとか言ってしまったために私が講師をやることになってしまった。余計なことを言ってしまった。どうしよう、どうしよう、どうしよう…
どんどん不安になってしまいました。
１ヶ月半振りでした。
何がトリガーになったのか、ちょっと考えました。
まず、友人の周囲の人間がAC、愛着障害と思われる機会に連続して遭遇しました。
ひととおり相手の話を聞いた後、この流れでなら…と思い、こちらのAC的な話題を盛り込んでしまいました。
この3人は優しいんです。
だから、つい甘えたくなるんです。
でも、そういう話を聞いた時のどこかハテナ顔をしている感じに、私は傷付いてしまいます。
話さなきゃ良かった、と思ってしまいます。
今週はそんなことが2回も続き、今日がトドメに。
ああ、そうかぁ、と思いました。
私は、自分で解決しなければならないことを、一生懸命、他人に癒してもらおうとして、それが叶えられなくて不安になったんだな、と。
でも、ACではない人間がこちらの思い通りの反応をしてくれるわけがありません。
相手がただ微笑んだだけでも、「何わけのわからないこと言ってるんだろう、とバカにされた」と感じてしまうのだから、相手にそれほど非があるわけでもないのです。
（出来れば、そういう話の時は、笑顔じゃなく、辛さを分かち合って欲しいというのが一番の願いですが）
求めて、得られないとがっかりする、というパターン。
この「がっかり感」が不安のトリガーになっているようでした。
今までずーっとそうやって、誰かに助けてもらうことを夢想して生きてきたんですよね。
このがっかり感は何度も味わってきていたのに、「わかって欲しい。わかって！」という思いが何度も何度も出て来ていた。
その度に、求めるものは他人から得られないという結果が出ているのに。
そのように思考が整理されてくるにつれ、不安が消えていきました。
ちょっとまだ後遺症が残っています。
そして、この不安を癒してあげなきゃな、と感じています。
不安に飲み込まれずに、それとは距離をおいて、不安を感じている自分とは別人格の自分がどうにかしてあげよう、と思っている。
癒そうと働きかける気持ちがあれば、その形はどうであれ、不安には効果があるのではないかという気がします。
何もしないことを許して寝るとか、美味しいものを食べるとか、私の場合はそんなですが。
そういうことを気付かせるために、こういう偶然が重なった気がします。
回復の鍵は自分が握っているということを、頭ではわかっていたけど、やっと腑に落ちた感じです。
今度は、その鍵で開くドアを試行錯誤で探していく作業が続くのだと思います。
でも、一歩前進ですね。
今日、気付いたこと、忘れないといいのですけど。
お気に入りのブログが見つかったりするので一応貼っておきますね（^_^ ） →→→人気ブログランキング
私に会ったことをすごく喜んでくれて、一杯やっていきましょう！と居酒屋へなだれ込みました。
彼女には息子さんが2人いるのですが、1人は借金や離婚と問題を抱えていて、問題を抱えている人がみんなそうだと思うわけではないのですが、何となく話を聞いていると愛着障害者という感じがしました。
ようするにACですね。
彼女はとても優しい人だし、現にもう1人の息子さんは、とても良い家庭を築いてお母さん思いで、しっかり育っています。
でも、どんなに良い人でも、例えば離婚問題などがあって、どん底の不安定な気分が半年続いたとしたら、そのあと明るさを取り戻していいお母さんに戻っても、子供の心に不安の種が撒かれることもあると思います。
乳児期から幼少期までの間だと何が致命傷になるかわからないということですね。
そうやって着いてしまった傷がケアされずに、知らない間にがん化していく。
そして、成人してから思わぬ形で表出してくる。
もうこうなると誰も責められません。
きっと、何かそういう原因となることがあったんだろうなと想像しました。
翌日は、先日の記事で書いたとおり友達Ｙさんと唐揚げを食べたのですが、この彼女は旦那さんがAC的素養の持ち主で、彼女が結婚してからのここ数年、何かと愛着障害、ACについて話すことが多くなっていました。
そして、今日。
午前中、かれこれ10年ほど交流が無かった友達から電話がきました。
離婚するとのこと。
話を聞くとどうもこの旦那さんもAC、愛着障害と思われるところがありました。
ただ私とは違って、自分が生きづらさを抱えていることにまだ無自覚な感じ、生きづらさを単なる「性格」くらいに受け止めている感じ、まだ、愛着障害、ACという言葉の存在も知らずに自分を精神的健常者だと思い込んでいる感じがしました。
彼を愛着障害、ACと仮定して、感じたことを話すと「どうしてわかるの？！」の連続でした。
この電話を切ったあとから、頭の中に黒雲が漂ってくるのを感じました。
頭の中は、急に不安と焦りでいっぱいに。
・セミナーの最終回で人前で発表をしなければならない。どうしよう、どうしよう、どうしよう…
・営業部門に向けてパソコンのスキルアップをした方が残業を削減できるとか言ってしまったために私が講師をやることになってしまった。余計なことを言ってしまった。どうしよう、どうしよう、どうしよう…
どんどん不安になってしまいました。
１ヶ月半振りでした。
何がトリガーになったのか、ちょっと考えました。
まず、友人の周囲の人間がAC、愛着障害と思われる機会に連続して遭遇しました。
ひととおり相手の話を聞いた後、この流れでなら…と思い、こちらのAC的な話題を盛り込んでしまいました。
この3人は優しいんです。
だから、つい甘えたくなるんです。
でも、そういう話を聞いた時のどこかハテナ顔をしている感じに、私は傷付いてしまいます。
話さなきゃ良かった、と思ってしまいます。
今週はそんなことが2回も続き、今日がトドメに。
ああ、そうかぁ、と思いました。
私は、自分で解決しなければならないことを、一生懸命、他人に癒してもらおうとして、それが叶えられなくて不安になったんだな、と。
でも、ACではない人間がこちらの思い通りの反応をしてくれるわけがありません。
相手がただ微笑んだだけでも、「何わけのわからないこと言ってるんだろう、とバカにされた」と感じてしまうのだから、相手にそれほど非があるわけでもないのです。
（出来れば、そういう話の時は、笑顔じゃなく、辛さを分かち合って欲しいというのが一番の願いですが）
求めて、得られないとがっかりする、というパターン。
この「がっかり感」が不安のトリガーになっているようでした。
今までずーっとそうやって、誰かに助けてもらうことを夢想して生きてきたんですよね。
このがっかり感は何度も味わってきていたのに、「わかって欲しい。わかって！」という思いが何度も何度も出て来ていた。
その度に、求めるものは他人から得られないという結果が出ているのに。
そのように思考が整理されてくるにつれ、不安が消えていきました。
ちょっとまだ後遺症が残っています。
そして、この不安を癒してあげなきゃな、と感じています。
不安に飲み込まれずに、それとは距離をおいて、不安を感じている自分とは別人格の自分がどうにかしてあげよう、と思っている。
癒そうと働きかける気持ちがあれば、その形はどうであれ、不安には効果があるのではないかという気がします。
何もしないことを許して寝るとか、美味しいものを食べるとか、私の場合はそんなですが。
そういうことを気付かせるために、こういう偶然が重なった気がします。
回復の鍵は自分が握っているということを、頭ではわかっていたけど、やっと腑に落ちた感じです。
今度は、その鍵で開くドアを試行錯誤で探していく作業が続くのだと思います。
でも、一歩前進ですね。
今日、気付いたこと、忘れないといいのですけど。
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