たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

未だ採らないのか、採る気がないのか、木生り柿がたわわ

2017-12-01 21:28:40 | 散策の詩
いつもの道野辺を徘徊していると、
葉はすっかり落ちてしまった木に、
柿がびっしり生ったままの光景が目に入ります。
屋敷の垣根だったり、
写真のように田圃の一本柿だったり。



このまま冬越しになるようです。
青空とのコントラストと、遠景の農家と、
故郷の懐かしい風景を感じさせてくれます。

しかし、もったいないですね。
不味いのか、渋いのか。
さらし柿にしてから採るのかな。
この辺は降霜がないから腐って落ちるだけなのに。



柿の薬用性について、たにしの爺には信じていることがあります
幼児時代の発熱、腹下し、骨折の治療の万能薬だった。
祖母がヘタの付いたままの干し柿、串柿を煎じて、
飲ましてくれる、熱も下がり、下痢も止まる。
打ち身、骨折には、串柿を開いて張ってくれる。
痛みが和らぎ、腫れも引けてくる。
名倉堂(骨接ぎ医院)の先生も感心していた。
頭痛の際はヘタを額に張っていると治る気がしていた。



柿のヘタには不思議な薬用効果があることを信じている。
理化学研究所で調べたら、世界的な発見になると、
ホンと、今も信じているのです。
柿のヘタは万能薬です。