たにしのアブク 風綴り

85歳・たにしの爺。独り徘徊と喪失の日々は永い。

本日は「啓蟄」でした。人面木に出会いました

2017-03-05 18:21:24 | 散策の詩

2017年3月、最初の日曜日の5日は24節気の「啓蟄」でした。
啓蟄とは、春が近づき大地が温まり冬眠をしていた虫たちが、
穴から出てくる頃になった日なのだそうです。

最近、ものの書き始めに日時を書かないと思考がスタートしません。
上の写真は今日、徘徊中に撮った菜の花畑です。
虫が這っていそうです。モンシロチョウの姿はありません。

しばらく穴籠りをして、ブログをさぼっていた「たにしの爺」
知り合いの、たにしのブログご贔屓さんから、
「また、入院したのですか」と、問い合わせがありましたので、
今日は少し働きました。



朝8時に車を出して、葛飾柴又にいる義姉宅に行って、
中野の書道研究会に行くのを送ってきました。
義姉宅で携帯でとった沈丁花です。
花言葉は「栄光」「不死」「不滅」「歓楽」「永遠」



市川に戻って自然公園を歩いてきました。
紅梅の若木が見事に花を付けていました。



次はサクラですね。
季節は確実に進んでいるようです。
次の24節気は3月20日・月曜日が春分の日です。



菜の花畑の脇に、こんな”人面木”がありました。
人間の骸骨顔のように見えませんか。
何やら手をつきだして訴えているようです。

こんな物に目がいってしまう「たにしの爺」身中の虫に、
何やら怪しげなるものに憑りつかれているのかな。
 啓蟄の日に出っくわしたのも因縁なのかな。

『今昔百鬼拾遺』より「人面樹」
山谷にあり
その花人の首のごとし
ものいはずしてたゞ笑ふ事しきりなり
しきりにわらへば、そのまゝ落花するといふ

4 コメント

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更新ありがとうございます (ぽっぽです)
2017-03-05 19:48:54
リクエストにお応えして頂きありがとうございます
今日は啓蟄に相応しい暖かい日でした
これから芽吹きや開花が始まりますので
散策記を楽しみにしております。
更新のネタ (徘徊人の爺)
2017-03-05 20:31:28
コメントありがとうございます。
読み終わった本の感想文。
まとまらないので日時が経ってしまいます。
これからは徘徊で野外に出れば、
何か見つかりそうなので、
ご近所の道野辺の花ネタで、
週一くらいで更新できそうです。
こんにちは (多摩NTの住人)
2017-03-06 08:07:35
樹皮が人面に見えるのは時々見掛けます。これは確かにがい骨に見えますね。
樹の表情 (管理人のたにし)
2017-03-07 08:22:44
NTの佳人様。
コメントありがとうございます。

この枯れ木、良く通う道にあったのです。
小さな墓地の塀の陰にあって、
気が付きませんでした。
墓地の脇の骸骨面なんて、
何か因縁めいてきますね。