たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

今年の成田太鼓祭りの響き、悪天候で半鳴り

2018-04-21 10:56:59 | 社会見学

鳴り響け太鼓、打ち続け太鼓軍団――





30回目となった今年の成田太鼓祭りは、
4月14日(土曜日)・15日(日曜日)、
成田山新勝寺本堂前と表参道一帯を舞台に、
2日間にわたって開催されましたが、
残念なことに雨混じりの悪天候で、
主なメーンイベントが中止になってしまいました。



たにしの爺、14日の土曜日、朝から曇り模様で、
躊躇していましたが10時、車で出かけました。
自宅から順調に走れば新勝寺まで約1時間20分で行けます。



正午前に着きましたが大本堂前で行われる、
オープニングセレモニーを兼ねた「千願華太鼓」は、
終わっていて、太鼓の片づけが始まっていました。



情報によりますと、
今回は成田山開基1080年御開帳を記念して、
1080人の打ち手による千願華太鼓が行われTという。



総門前からJR成田駅までの参道を歩くと、
12か所のステージが設けられ、参加の太鼓団体が、
圧倒的な迫力の太鼓パフォーマンスが演出されていました。





どのステージも人垣でなかなか。前の席に出られません。



うすら寒い空気の中、太鼓を打ち鳴らすドラマーたちは、
身体中紅潮させ、筋肉が躍動します。



響き渡る太鼓の轟音に応えて、ウナギの「川豊」西口店で、
少し前に食した「うな重」が、腹の中で激しく消化されて、
身体に溶け込んでゆくようでした。



3時過ぎになると風に混じって雨粒が顔に当たるようになりました。



参道は正月の初詣と同じような大勢の人出でしたが、
雰囲気が活気に満ちていました。



ステージから響き渡る太鼓の音と、
若い太鼓打ちの法被姿が見られたからでしょう。





参道で見た中で目を惹いたのが、
長命泉酒造の300円で「酒粕の詰め放題」が人気でした。





それと、相変わらずの一人繁盛のウナギ屋さん、
「川豊本店」の店頭ウナギさばき風景です。
この店ばかりが、なんで人気が集中するのだろう。



大本堂前に戻ると5時から始まる、
千年夜舞台の特設ステージ作りが行われていました。



無料の立見席を確保しましたが、
雨がポツポツ強くなってきたので、
雨中のクルマでの帰路を考えると引き上げる潮時としました。
5時の開始時間前から雨脚が強くなりました。



15日の太鼓パレードをはじめ主なイベントは中止になり、
2カ所の屋内ステージだけの開催になったようです。



全国から集まった迫力の太鼓軍団にも、
今年の成田太鼓祭りは残念な打ち止めになってしまいました。


2 コメント

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太鼓祭りの名レポート拝見 (雨曇子)
2018-04-22 10:27:11
ありがとうございました。
「太鼓祭り」気になっていたので、うれしく拝見しました。

一見の価値はありますね。
すごいイベントです。

人ごみ嫌いな私も、第31回はでかけてみようかなという気になりましたよ。
それから、「川豊西口店」でゆっくり鰻を食す、を目標に成田山に行ってみたいと思っています。
成田山太鼓祭り (谷氏)
2018-04-22 18:22:32
雨曇子さま。
谷氏もこのイベントは気にしていても、
つい忘れて居たり、所用があたりして、
生で見る経験はありませんでした。
参道のステージの舞台を見たにすきませんが、
本堂前の大集合、参道太鼓パレードを見ないと、
本物を味わったとは言えない気がします。