O村ライターのたわごと

マニアというには半端な。陸上ライター歴20年の細道。
しかしともかく陸上好きな奥村崇がいろんなお話をしていきます。

世界ジュニア選手権を日本で開催してほしい話

2014年07月27日 | 陸上

中2の夏は「炎の転校生」をむさぼり読みました。



『滝沢……、心に 棚を 作れッ!!
の名言(by伊吹三郎)とともに、
自分の弱みは棚上げしておく
という、大人の技を知った夏です。
(引用/炎の転校生6巻P50 1984年 小学館 島本和彦先生)



太陽ギラギラと思ったら急に激しい雷雨。
そんな中で、こんばんは。
O村ライターです。



大会最終日を残してメダル5個。
世界ジュニア選手権での
日本選手団の快進撃が止まりません。



みんなの活躍が生で観られないことが残念でなりません。
いつか、日本でやってくれないかなあ。



この世界ジュニア陸上選手権、今回で第15回目を数えますが、
日本で行ったことは1度もありません。
世界ユース陸上選手権(昨年に第8回)も、まだ日本開催がありません。
開催の予定もありません。



世界ジュニア選手権は1986年にスタートしました。
その辺りの年から、陸上に関係するビッグゲームを数えてみると、
世界選手権が東京(1991年)、大阪(2007年)、
ユニバーシアード夏季大会も神戸(1985年)、福岡(1995年)、
そして2020年には2回目の東京オリンピックの予定。
世界ジュニアと世界ユースの歴史が浅いこともあるのですが、
シニア大会の開催数に比して、いまだ0回というのは少なすぎます。
なぜでしょう。



過去にはそれほど大きくない都市でも開催されています。
例えば、日本の都道府県庁所在地ほどの都市であれば、
開催能力を心配することはありません。
世界ジュニアや世界ユースも誘致してほしいものです!!



世界ジュニアや世界ユースを日本で開催すると、
文化的、平和的効果が計り知れないんです!!



日本開催の意義は多くあるのですが、
これはと思う3つを話したいと思います。



~優秀なジュニア指導者に役立つ~
日本には学校体育の現場を中心に、
非常に優れたコーチが多数いらっしゃいます。
彼らが、世界のジュニアたちの競技や、
サブトラックでの様子に触れたり、
世界中のジュニア指導者と交流を持ったりしたら、
とても大きな財産になること、請け合いです。
どんなにお金を出した研修より、
自国開催に勝るものはないでしょう。



~多感な10代選手に日本を好きになってもらえる~
日本の優れたホスピタリティは言うまでもありません。
世界中から集まってくるのは、多感な10代の選手です。
彼らが、日本に親しみを持ってくれたら、
大人になった後もずっと、好印象を持ち続けてくれるのではないでしょうか。



~オリンピックのプレ大会に~
世界ジュニア選手権の北京大会は
北京オリンピックの2年前に行われました。
もしオリンピックのプレ大会として活用できたら、
たいへん有意義ですね。



陸上以外の競技のジュニア大会を同年の近い時期に誘致して、
「世界ジュニア月間」などと謳って、
総合大会に準じるロングラン・フェステバルにする、
なんてアイデアはいかがでしょうか?



今、横浜にはおっきな虹がかかりました!!


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