Yassie Araiのメッセージ

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朝日記180715 高齢社会対策大綱 と親愛なる友人TAさんへの手紙

2018-07-15 10:47:45 | 自分史

朝日記180715 高齢社会対策大綱 と親愛なる友人TAさんへの手紙

 

きょうは、閣議決定「高齢社会対策大綱」が話題です。今日の絵は(窓を拭くひと)と(徒然ことの話)です。

(窓を拭くひと)

 徒然こと 1   閣議決定「高齢社会対策大綱」の本文と英訳文 と

>先般閣議決定となりました高齢社会対策大綱の英訳版(仮訳)を

目下、内閣府ホームページに掲載しております。ご参考までご紹介します。

英訳版につきましては、冊子等は作成せず、ホームページ上での公開のみとしております。

<高齢社会対策大綱>

 http://www8.cao.go.jp/kourei/measure/taikou/index.html

 

<高齢社会対策大綱本体英訳版(仮訳)>

 http://www8.cao.go.jp/kourei/measure/taikou/pdf/p_honbun_h29e.pdf

 

徒然こと 2  この大綱作業に加わった親愛なる友人TAさんへの手紙

TAさん

 メールありがとうございました。 「総合知学会」の論文集のリストをご覧いただき、ありがとうございます。

「朝日記」は、目下 週に3千回のアクセスがあります。そのなかで、過去の掲載を見てくださる方が増えていることはうれしいことであります。 したがって、ときどき更新しておく必要があり、今回そういたしました。

最新号のは、友人であるドイツ・エアハルト大学の新進気鋭のエコロジー経済学者の論文を和訳紹介したものです。

 

さて、TAさんの叡智と渾身のご貢献で、高齢社会大綱が閣議決定されましたね。

作業クループの方々に、敬意を表します。

 これから、じっくり読みますが、さっと和と英文の目次を拝見しました。

 

つ らつら思うこと 1  、‘私の御だいじ’環境のこと

内容のゆたかな老齢の生活のあり方で、自律的生活そして、文化的な日常生活への制度環境の構築とアクセスなど、沢山の課題がありますね。

私が注目したところは、技術進歩の恩恵が高齢者にも等しくある環境のところです。スマホもPCもそうですが、ICTのインフラと親切さの提供は、生活不可欠のものとなっていくと思います。これはスイッチひとつで電燈の恩恵をうけるような、ごくあたりまえの生活条件となっていきます。 そのままですと、高齢者は、他の世代との断絶が決定的となります。 そうおもいながら、音楽紙芝居に思いをいたしました。 

「終活」ということばが、適切かどうかわかりませんが、高齢者が自分の人生の総仕上げをし、みずからの人生をレビューし、確認することと小さな日常のこととを紡いでいく、それをまた次の世代へと小さな文化遺産として遺していくような晩節の人生を想念いたしました。 

たとえば、身近なところにあって、捨てることもできない「お大事ごと」、それは 絵画、動画、写真、日記、文集や論文、大事なノート、書画骨董、小箱のなかの飾りもの、多様なものであろかとおもいます。 これらは、「ある日」、本人の判断も作動しないまま、他者の手で、機械的に処分される運命にあります。

わたくしの「音楽絵画」の出発は、どんどん増える描画の落ち着き先が見えないことでした。自分の魂をなげかけて作品ということにみるなら、むやみに捨てることも哀れでもあり、「永代供養」しておく。この供養先を アメリカのスーパーコンピュータとすることを考えました。つまり、これにつながるSNS(ネット)です。そこに収めることで、「供養」とし、気持ちの上で整理するというものでした。

おもしろいことに「供養」先が具体化し、身近におかれると、気持ちよく前に進めます。制作意欲が向上し集中力が上がります。「さよなら」から「こんにちは」にかわり、収納「供養」が現世にいきいきとした存在として現れてきました。 そのひとつの姿が「音楽絵画」でした。 これを、ネットで公開してみようという発想が自然にでてきて、YouTubeで動画「Ongaku Kaiga」として掲載し、全世界に公開されることになりました。 中はあえて英語を使うようにしました。 「音楽紙芝居」もこの過程からうまれました。

いまは、日々の「徒然こと」として、ブログ「朝日記」にYouTube掲載の「Ongaku Kaiga」を 紹介します。 もうひとつ、facebookとTwitterに繋げ、自然にできあがってくる交流の場を形成しています。 考えたり、経験したことが、思索の「まな板」に乗りやすく、学会などへの論文講演などの準備もし易い環境を頂いています。

(2011年に始まって、累計アクセスが、目下61万件になって、週3千件と増加の勢いがあります。)

ところで、これらは、あまりICTとして高度のものではありません。 重要なのは、ポジティブな自分の場を創ることではないかということです。自分で気軽に生活の一部とすることができる「高齢者にやさしい、‘私の御だいじ’ICT」のような環境開発が大切になると想像します。

そういうことのための、実験が 行われるといいですね。この大綱の目次を眼でおいながあら、そんなことを感じました。

 

つらつら思うこと2  いまもよく読まれている「先進エイジフリー社会を目指して~自画像からの提案~」のこと

 2003年にHEARTの会のワーキング・グループの研究報告があります。 インターネットの初期のころで、知的情報の管理もおおらかでした。そして、はずみで公開してしまったものです。 大変、反応が多かったらしく、当初から中国語にも翻訳されたようです。いまも、ネットで、上位で検索できます。 自分史もしくは「自画像」づくりなどの、ガイダンスなども 「’私の御だいじ‘ICT」のひとつの候補ですね。

ご参考まで、以下添付します・

(荒井ノートNo.8250から)

~~~

先進エイジフリー社会を目指して - HEARTの会

http://www.heart-no-kai.com/kankoubutu/wg3report-manuscript-binder.pdf

 

先進エイジフリー社会を目指して

~自画像からの提案~

【経験豊かな高齢者も活動力豊かな若者も共に協力し合って、

自然と共生しながら生活していく活力ある社会】

2003年5月

人間環境活性化研究会

ワーキンググループWG3

~~~~

検索語では、たとえば「先進エイジフリー社会を目指して」でトップ3番目くらいにでてきます。

2018/07/15

荒井康全

(徒然ことの話)


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