「奥高尾縦走、陣馬山~高尾山を歩きました!」
登山記録のようになってしまいますがコースは、
JR藤野駅 → 陣馬山登山口 → 栃谷尾根 → "陣馬山" → 明王峠 → 堂所山 → "景信山" →
"小仏城山" → 高尾山→ 京王高尾山口駅
(休憩や写真撮影を含めて約7時間45分の行程、スマホ歩数計の距離で約20km)
その目的は…
城跡とは特に云われていない山が城郭化された痕跡がないかを調べるためです。
奥高尾縦走のコース上にある「陣馬山」と「景信山」について調べてきました。
(調べるといっても見てきた程度です )
今回その1は、東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区の境界にある「陣馬山」です。
「陣馬山」その名前は、北条氏照の居城 滝山城を攻めた武田氏が陣を張った「陣場」に由来するという説があるので気になり出かけました。
"小仏城山"については、先日「高尾山は城!?」のブログで報告しましたので省略します。
8:05 陣馬山登山口からスタートです。ここまではJR中央本線の藤野駅からバスで約5分。
8:20 神奈川県側からは一ノ尾根を登るのが一般的なようですが、今回は登山道としては一番古くからある古道 栃谷尾根から登りました。その方が何かありそうな気がしたからです。
途中 林道脇の岩壁の窪みに、馬頭観音の碑が埋め込まれていた。
林道を拡張する際にジャマだから移動されたのかな? それとも元々ここにあるのか?
8:40 猿の群れに遭遇、お猿さんから見られていたようです。
8:50 林道を抜けようやく山中へ、その入口にはいにかも古道という感じでお地蔵さんがありました。
ここまで城郭遺構のようなものはないか周囲を見回しながら歩いていましたが、
林道沿いには城郭遺構らしきものは何も見当たりませんでした。
9:00 振り返ると素晴らしい展望
9:05 栃谷尾根に出る、この場所は城の曲輪のような平坦地。
9:20 展望が開けない尾根歩きが続く。
竪堀や堀切がないかと周囲を観察するも城郭遺構らしきものは発見できず。
9:45 紫蘇科の植物:霜柱(しもばしら)、別名:雪寄草(ゆきよせそう)。
冬に枯れた茎の根本に"霜柱"のよなう氷の結晶ができる。
いくつかの条件がそろうと、茎に吸い上げられた水分が茎の割れ目からはみ出して外気に触れて氷になり、それが横方向に少しずつ押し出されて広がり茎に「氷の花」が咲いているように見える自然現象。触ってみたら固かった。
9:47 陣馬山まであと0.4km、山頂まで最後の急登がキツイ。この急登を城の防御としても利用できるわ。
9:53 明るく開けてきた、もし上に陣があって攻撃されたら ひとたまりもないね。
9:55 まだ山頂ではないが、急登から飛び出した所、登山道の脇に土塁と溝のようなものがある。
溝に見えるのは本来の通路では? 城にある虎口のように見えるが…
9:57 山頂に到着、陣馬山の山頂からは360度パノラマの景色が広がる。
山頂は平坦地で売店もある。
山頂周囲は樹木が少ないので視界が抜群によく遠望できる。
北側の遠望、奥多摩方面が見えた。
山頂下の平坦地には2件の売店やトイレがある。
360度パノラマは、見張りをするには最適の山?
山頂周囲に複数の平坦地があり、山の景色としては異様だ。自然の地形ではない人工的なものだと思う。
また樹木が少ないのも変だ。
平坦地のキワが鋭角で、城の曲輪っぽい。
人工的に平坦にしたといっても、いつこれを施工したかが問題だ
山頂の周囲に、複数大小の平坦地がある
城の腰曲輪に見える?
10:35 写真撮影と休憩を済ませ、高尾山を目指して出発!
陣馬山は、"武田氏の陣"だったという伝承もあるし、これらの平坦地は城の曲輪と見たのじゃ。
「陣馬山」は城郭化されていると早々強引に結論づけるのでござる
次回その2は、北条氏照の重臣 横地景信が守護した山と云われる「景信山」を報告します。
登山記録のようになってしまいますがコースは、
JR藤野駅 → 陣馬山登山口 → 栃谷尾根 → "陣馬山" → 明王峠 → 堂所山 → "景信山" →
"小仏城山" → 高尾山→ 京王高尾山口駅
(休憩や写真撮影を含めて約7時間45分の行程、スマホ歩数計の距離で約20km)
その目的は…
城跡とは特に云われていない山が城郭化された痕跡がないかを調べるためです。
奥高尾縦走のコース上にある「陣馬山」と「景信山」について調べてきました。
(調べるといっても見てきた程度です )
今回その1は、東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区の境界にある「陣馬山」です。
「陣馬山」その名前は、北条氏照の居城 滝山城を攻めた武田氏が陣を張った「陣場」に由来するという説があるので気になり出かけました。
"小仏城山"については、先日「高尾山は城!?」のブログで報告しましたので省略します。
8:05 陣馬山登山口からスタートです。ここまではJR中央本線の藤野駅からバスで約5分。
8:20 神奈川県側からは一ノ尾根を登るのが一般的なようですが、今回は登山道としては一番古くからある古道 栃谷尾根から登りました。その方が何かありそうな気がしたからです。
途中 林道脇の岩壁の窪みに、馬頭観音の碑が埋め込まれていた。
林道を拡張する際にジャマだから移動されたのかな? それとも元々ここにあるのか?
8:40 猿の群れに遭遇、お猿さんから見られていたようです。
8:50 林道を抜けようやく山中へ、その入口にはいにかも古道という感じでお地蔵さんがありました。
ここまで城郭遺構のようなものはないか周囲を見回しながら歩いていましたが、
林道沿いには城郭遺構らしきものは何も見当たりませんでした。
9:00 振り返ると素晴らしい展望
9:05 栃谷尾根に出る、この場所は城の曲輪のような平坦地。
9:20 展望が開けない尾根歩きが続く。
竪堀や堀切がないかと周囲を観察するも城郭遺構らしきものは発見できず。
9:45 紫蘇科の植物:霜柱(しもばしら)、別名:雪寄草(ゆきよせそう)。
冬に枯れた茎の根本に"霜柱"のよなう氷の結晶ができる。
いくつかの条件がそろうと、茎に吸い上げられた水分が茎の割れ目からはみ出して外気に触れて氷になり、それが横方向に少しずつ押し出されて広がり茎に「氷の花」が咲いているように見える自然現象。触ってみたら固かった。
9:47 陣馬山まであと0.4km、山頂まで最後の急登がキツイ。この急登を城の防御としても利用できるわ。
9:53 明るく開けてきた、もし上に陣があって攻撃されたら ひとたまりもないね。
9:55 まだ山頂ではないが、急登から飛び出した所、登山道の脇に土塁と溝のようなものがある。
溝に見えるのは本来の通路では? 城にある虎口のように見えるが…
9:57 山頂に到着、陣馬山の山頂からは360度パノラマの景色が広がる。
山頂は平坦地で売店もある。
山頂周囲は樹木が少ないので視界が抜群によく遠望できる。
北側の遠望、奥多摩方面が見えた。
山頂下の平坦地には2件の売店やトイレがある。
360度パノラマは、見張りをするには最適の山?
山頂周囲に複数の平坦地があり、山の景色としては異様だ。自然の地形ではない人工的なものだと思う。
また樹木が少ないのも変だ。
平坦地のキワが鋭角で、城の曲輪っぽい。
人工的に平坦にしたといっても、いつこれを施工したかが問題だ
山頂の周囲に、複数大小の平坦地がある
城の腰曲輪に見える?
10:35 写真撮影と休憩を済ませ、高尾山を目指して出発!
陣馬山は、"武田氏の陣"だったという伝承もあるし、これらの平坦地は城の曲輪と見たのじゃ。
「陣馬山」は城郭化されていると早々強引に結論づけるのでござる
次回その2は、北条氏照の重臣 横地景信が守護した山と云われる「景信山」を報告します。