NPO法人 滝山城跡群・自然と歴史を守る会 公式ブログ

八王子市認定 滝山観光おもてなしボランティアガイド団体「ウジテラーズ」滝山城跡の下草刈りを毎月実施しています

2015年6月28日定例活動 千畳敷腰曲輪~弁天池の景観回復「よくやった、よくやった」景観維持は重要任務

2015-06-28 22:30:00 | 下草刈り日誌
6月28日 定例活動 滝山城址の景観維持・回復のため下草刈りを実施しました。

【会員参加者】
西山、中田、尾熊、原田、生源寺、橋本、
下山、北原、谷津、金子(健)、中野 (以上たった11名)

【ご協力頂いた一般参加者】
いつも参加して頂いているお手入れボランティアさん男性1名

【作業場所】
千畳敷腰曲輪から弁天池

千畳敷腰曲輪は3段あり、そのいちばん下が弁天池となります。
比高差は約50mありそうだ(見た目で判断)
この場所を上から下に生い茂った草を刈っていきます。

この急斜面を、12人で今日一日で終わるのか?
とにかくやってやりましょ。

千畳敷に9:30集合
前日の雨もあがり梅雨のあいまの晴天。
しかしこの晴天による気温上昇が我々の体力を奪うことになる。


作業場所を千畳敷から見下ろす、草が生い茂りよく見えない。


準備運動でカラダをほぐしたら作業開始。


上から一段目の腰曲輪を刈払機で刈りはじめた、ツルが絡みやりにくい。
とりあえず前進。


刈ったところを振り返って見る。


斜面を刈るのは足の踏ん張りが必要だ。


生い茂る草の中に突入! 虫が体についたり、蜂の巣があるかもしれない。


でも虫の事なんか気にしていられない。


今日はキャタピラで動く草刈り機も登場。平坦な所はこれに任せる。
でも1段下の腰曲輪までしか連れていけない。


千畳敷 遺構説明板の周囲は来訪者の方のために綺麗にしておきたい場所だ。


12:00 昼食
ここまで途中2回休憩をとった。いつもは午前中の休憩は1回だ。


体力が回復したところで作業再開。どんどん下に行きましょう。
刈り残した草を鋏で丁寧に処理する。


刈払機は作業がはかどる。


刈払機で刈れない周囲に障害物あるような場所は鎌の出番。


実際に立ってみると見た目以上にキツイ斜面


上から3段目までキレイになりました。


更に弁天池に向かって作業をすすめる。


正面が弁天島、すっかり草に覆われてしまっている。


弁天島の姿が現れはじめた。


弁天島 再出現


堤防跡もこの状態、今日はここまで手がまわらないので来月やりましょう。


手前の木がなければ、もっと良く見えるのだが・・・


そのあたり前に蜂の巣があったとろ、気を付けて!


池への虎口部分は重要な景観回復ポイント。


「いや~、上までよく見えるようになったな。この壮大な景観は見事」


みんな顔から汗が滝のように流れている。
弁天池は窪地で風の動きがなく湿度も高い。20分も動いていると息がきれてくる。
「体力少し残しておかないと上まで登れなくなるよ」


15:00になりました、作業終了にしましょう。


帰りは急傾斜の壁を直登だ。


上から一段目の腰曲輪もこんなにキレイになりました。


作業後 千畳敷から見おろしてみる。


弁天池まで見えるようになりました。


完璧でしょ、景観回復に成功


今日は少人数で「本当によくやったね」と理事長も満足。
ここまで はかどるとは思わなかった。
来月は多くの会員の参加を期待しています。
滝山城址の景観維持・回復は我々NPO法人の最も重要な任務です。

Twitterのボランティアさん募集に、いつもRTしてくださる皆さん感謝しています。


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