6月にトランプ大統領が地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」(内実は、ロスチャイルドが組み立てた地球温暖化CO2説)からの
離脱を表明したが、リンク これに続いて、トルコのエルドアン大統領が、「パリ協定」に批准しない可能性に言及した。世界の力学が少しずつ変化している。
以下、「逝きし世の面影」リンク より。

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トランプが一人で挑んだ人為的CO2温暖化詐欺
2017年07月11日 | 地球温暖化

半年前にトランプ大統領が開いた新しい道、後に続いたエルドアン『トルコ大統領、パリ協定を批准しない可能性に言及』 2017年07月09日 AFP

トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は8日、ドイツ北部ハンブルク(Hamburg)で開かれた主要20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)閉幕後の記者会見で、トルコが地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」を批准しない可能性に言及した。
世界の先進国と新興国20か国が参加した首脳会議では、2015年に採択されたパリ協定を順守することで米国を除く19か国が合意するとともに、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が決めた米国のパリ協定離脱にも「留意する」とされた。

だが、首脳会議でトランプ大統領と顔を合わせているエルドアン大統領は会議閉幕後の記者会見で、トルコはもはや確実に批准するとは限らないと述べたほか、米国以外の19か国の中にもパリ協定に疑念を持つ国があることもにおわせた。
フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領とドイツのアンジェラ・メルケル(Angela Merkel)首相には「悪く思わないでほしいが、わが国への約束が履行されない限り、議会での批准は行わない」と伝えたという。

エルドアン大統領によれば、フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)前大統領はトルコを先進国ではなく新興国扱いにすると約束していたという。新興国ならば、気候変動関連の基金への拠出義務を負わず、資金援助を受ける立場となる。
さらにエルドアン大統領は、具体的な国名は挙げなかったが、パリ協定に「問題」があると考えている国もいくつかあり、そうした国々は全面的な支援を延長しないだろうと述べた。
【7月9日 AFP】

『コロンブスの卵』のトルコのエルドアン大統領、『全員で声を揃えて「トランプがG20で孤立」と大本営発表を行う周回遅れの日本国の大政翼賛会メディア』

今回の7月9日付けAFP通信の記事ですが、地球温暖化のパリ協定から脱退したドナルド・トランプ大統領がドイツ・ハンブルグで開催されたG20で孤立したと報じた日本国の毎日新聞社説など日本国の全国紙の挙国一致の報道とは180度正反対である。
人為的CO2温暖化詐欺では、今回のAFP記事か日本の全国紙が、何れか一方が稚拙で幼稚な『子供だましの真っ赤な嘘』をついているのですから怖ろしい。(原理的にAFPと日本の全国紙の両方が正しいことは絶対にない)
『驕る平家は久しからずや』で、とうとう世界の風向きが逆方向に大きく変わったのである。

★注、
今までは『地球温暖化はデマだ!』と言っていた世界の主要政治家は去年のアメリカ大統領選挙時のドナルド・トランプただ一人だったので、マスコミ御用達の『いわゆる知識人』は一致団結して全員で、トランプを道化師扱いすることで真実を隠蔽することに成功していたのである。
ところが『コロンブスの卵』で、誰か一人(トランプ)が鉄壁のマスメディアの防御を突破すれば、二番手(エルドアン)は簡単に突き崩すことが可能になる。3番手4番手はもっともっと簡単なのですから、後戻りはできないでしょう。

『ほぼ脳死状態の日本のマスコミや日本人有識者の無残!』

検証も出来ないし批判も許さないアプリオリな絶対命題『人為的CO2温暖化』仮説ですが、これは科学の範疇ではなくて道徳とかカルト宗教の類なのです。(今でも気象学者が温暖化を主張していることは事実だが、地球物理学者など他の科学者のほぼ全員が懐疑的と言うか、政治的なインチキだと思っている)
ところが、トランプ以前では、胡散臭いとは思っても『反対だ』と喋って世間から『馬鹿だ』と思われたくないのです。それで、誰も政治家で『地球温暖化はデマだ』と口に出すものは無かった。まさに世界規模の強大なアンデルセンの『はだかの王様』の政治版である。
なんと、今回、現実の世界が寓話と同じ結末になり、誰か一人(全ての常識を一から見直すトランプ)が、公に口に出した瞬間に、鉄壁だと思われていた人為的CO2温暖化詐欺にガラガラと音を立てて大穴が開いて無残に崩壊してしまった。