会社を辞めてからの生活② | なんなんすかる

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マダガスカルの企業マラザ・ソシエテ・ジェネラル社でのインターンシップブログでしたが、今はフランス・ブルゴーニュ大学の留学を綴るブログとなっています。

会社を辞めてから、一人で過ごす時間が多くなりました。

元々一人でいることは好きだったのですが、社会から孤立しているような、漠然とした不安を感じるようになります。相談するにも、周りに同じような境遇の人はいません。辞める前に覚悟はしていたものの、しばらく勉強にも身が入らなくなってしまいました。

 

これまでなら友達と会うことで、日々のストレスが解消されていました。しかし、それは自分が友達と同じ状況に身を置いていたからだったのかもしれません。今は、会話で何気なく出てくる仕事やお金の話についていけない自分がいます。現在携わっている企画・ボーナスの使い道・社内の福利厚生などを聞いていると、働いていた時は何とも思わなかった他人の状況を羨ましく感じる時がありました。

 

ここで「お金」というものについて。私の友人のほとんどは、会社で働いて1~3年になります。大学時代と違い、毎月20~30万の給料をもらって、そこにボーナスも加わり、自分の持つお金の価値が変わっているであろう時期です。自分はこれだけ貯金がある、お金を使っても大丈夫、という余裕が友人の言動から伝わる時があります。

 

お金は生きていく上でもちろん必要です。しかし、20代という時期、お金以外にもまだ大切にしなければならない事があるのではないかと私は感じます。将来への不安から、安定を求める人が周りに多い印象です。

自分よりも上の世代の方と話すと「20代のうちはまだ何でも出来るよ」と伺う時があります。一方「何でも行った人」は実際限られており、皆さんどこかで妥協したり、安定を求めたりしているのかもしれません。

 

20代の過ごし方は人それぞれで、何が正解でもないのですが、果たして自分はどう生きていけばよいのか、とプータローは思っています。「人は人、自分は自分」という考えで、あまり人と比較せずに生きたいところです。