異教の地「日本」　～二つの愛する”Ｊ”のために！

　ロウソクは、大統領の第1次談話で始まりました。
　（朴槿恵大統領：10月25日第1次談話）「崔順実氏は、過去に私の苦境に助けてくれた縁で、大統領選挙の時に、主に演説や広報などの分野で手伝ってもらったことがあります。」

　まさかと思っていた国政壟断の疑惑が事実であることが明らかになり、2万人以上の市民が広場に押し寄せ、大統領の退陣を要求しました。
　「朴槿恵は退陣せよ！朴槿恵は退陣せよ！」
　（朴槿恵大統領：11月4日第2次談話）「国家経済と国民生活にプラスになるだろうという願いから…私がこんなことをするために大統領になったのかと…」

　真実性と自己反省が抜けた第2次談話は、ロウソクに油を注ぎました。全国で30万個の怒りのロウソクが燃え上がりました。
　（金ソンス：ソウル江北区）「耳があるなら声を聞き、目があるならこの状況を見ているではないですか。弾劾になるにしても退陣するにしても、大統領が退かなければ…」

　怒れる民心は、ソウルだけで100万個のロウソクが燃え上がり、自身の過ちを認めない大統領を叱りつけました。
　「朴槿恵は退陣せよ！」
　検察の調査を受けるという約束も反故にしたまま再び国政運営を始めた大統領のために、ロウソクはさらに激しくなりました。
　「何もするな！」
　怒れる民心は臨界点に達しましたが、市民は警察の車壁に花のステッカーを貼るなど、最後まで平和集会を続けていきました。法院も、このような市民の意志を反映して、実定法が認める青瓦台前100mの行進を初めて許可しました。

　ソウル170万人、全国で合計232万人。歴史上最も多くの市民がロウソクに松明まで掲げました。国民の命令は断固としたものでした。
　「即刻退陣せよ！即刻退陣せよ！」
　そして今日（9日）、45日間のロウソク革命は、結局、大統領の職務を停止させ、主権は国民にあることを再度確認させました。