中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

常州 淹城遺跡

2016-08-11 00:17:00 | <江蘇省>観光

淹城は中国最古の城だそうです。

2500年以上前、春秋時代に造られたと言われています。

 

 

さすがに昔の建物は残っていませんが、

最も保存状態が良い、春秋時代の遺跡のひとつです。

 

 

淹城春秋楽園から遺跡に行くには、一旦、ゲートを出ます。

ゲートで再入場できるタグを腕に付けてもらいます。

橋を渡ると、遺跡公園です。

 

 

城は、内側から外に向かって子城、子城河、内城、内城河、外城、外城河、

という具合に、3つの城と3つの川で構成されています。

 

 

これは、三城三河(三つの城と三つの堀)と呼ばれる建築方法です。

 

 

淹城の大きさは、東西約850m、南北約750mで、

孟子の書にある、“三里之城,七里之廓”の記述と一致するそうです。

 

 

中国の歴史ドラマ、春秋淹城の舞台にもなっています。

 

 

発掘調査で、丸木舟、青銅器や陶器が多数出土しており、

丸木舟は、世界最古の船と言われ、現在は北京で保存されています。

出土した場所には、レプリカがおかれていますが。。

 

 

よく見ないと気付かない。。

 

 

城の周囲には、人が暮らしていた跡も見つかっています。

 

 

子城河を渡った先が、城の中心部。

この先に、奄君殿(子城)の遺跡があります。

 

 

当時、城壁は高い所で20mほど、幅は20~30mほどあったようで、

すべて泥で造られていたそうです。

今は、何もありません。空き地だけです。

 

 

でも、静かで散歩するにもいい場所です。

内城河、外城河には、遊覧船があるようです。

桜の木も植えてあったので、春にはお花見できるかもしれません。

 

 

案内図を見ると、西門の出入り口があったので、

淹城遺跡だけ見たいなら、こちらから入れば、

おそらく入園料も、数十元程度で済むと思います。

 

 


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