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キラッとプリ☆チャン 第15話感想

2018年07月15日 | キラッとプリ☆チャン
 今話の名セリフ:「マジックをすると、みんなハラハラドキドキのお目々キラキラで、笑顔になってくれるから! 私は、それが見たいの。」(マジカルレーン)

 「キラッとプリ☆チャン」第15話「りんか、やってみた!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある日、みらいとえもは、難しい表情で何かを考えていました。
 それは新曲の歌詞。スペシャル大会で優勝したご褒美として、めが姉ぇは新曲を用意してくれましたが、良い歌詞が思い付きません。
 りんかは、最初の方だけではありますが、書けてはいるそうです。えもは、見せてほしいと言いますが、りんかは拒否します。
「だって、まだ出来上がってないし、色々直したいとこ出てくると思うし・・・。」
    



    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

 しばらくして、みらいとえもは、ダンスの練習をしていました。りんかは、だいぶ良くなったと褒めるだけでなく、まだまだ伸ばせるポイントを手振り素振り説明していきます。
    
   
 そんなりんかに感心した2人は、りんかも番組に出てライブをしてみてはどうかと言いますが、りんかは相変わらず、その気はありません。

 少しして・・・、
「もし・・・、もし私がミラクルキラッツで、みらいちゃん、えもちゃんとライブしたら・・・。」
   
    
   
「でも・・・。」
   

 りんかは幼い頃の事を思い出しました。
 りんかの住む家は、超高層住宅。そして、りんかの父は厳格な人柄で、兄のユヅルが、プリチャンで番組を配信する事を禁止されたほど。
    本編では明かされていませんでしたが、父の名は「青葉ケンザブロウ」。
 そんな父に不満を抱くユヅル。そこで、ユヅルは、プリチャンごっこをして、りんかとよく遊んでいました。
    
    
    

「あの頃は楽しかったな・・・。手作りのプリキャスで毎日お兄ちゃんとプリチャンごっこして・・・。」
   
「そして、中学生になって、お父さんにプリキャスで配信する事を許してもらったお兄ちゃんは・・・。」
   
「念願のプリキャスを手に入れたぞ!」
   
 ごめん。気持ちはわかるが、その言い方はやめて。どうしても「アイスソード」ネタを思い浮かべちゃうから!(笑)

「お兄ちゃんは夢中になって、次々と番組を作り始めた。」
    
   
「私も、お兄ちゃんの番組作りをいっぱい手伝った。」
   
    
「けど、やがてお兄ちゃんは、中学校のお友達とグループを組んで、その子達と番組を作るようになった・・・。」
    
「私も最初はお兄ちゃんの番組を見るのが楽しかった。」
    
「でも・・・。」
    
「いつの間にかお兄ちゃんは、これまでのように私に構ってくれなくなっていた・・・。」
   
 そして、ある日・・・、
「お兄ちゃん、自分達のプリチャンの事ばっかり・・・。」
「番組作るの楽しいからな。ちょっと工夫すると、すっげー良い絵が撮れたりするし!」
   
「お兄ちゃん、私の事なんか、もう、どうでもよくなっちゃったんだ・・・。」
   
   
「お兄ちゃんのバカ! もうプリチャンなんかやめちゃえばいいのに!」

「りんか・・・。」
   
   
「お兄ちゃん、前は私といっぱい遊んでくれたのに・・・。なのに、今はプリチャンばっかりで・・・。」
   
    
「分かった。今日はもう、プリチャンはやめだ。」
「お兄ちゃん・・・。」
「最近、あんまりりんかの相手してやれなかったもんな。」
    
「晩御飯まで一緒に遊ぼうな!」
    
 その後、ユヅルは、プリチャンの番組を作らなくなり、友達のグループからも抜け出したとの事です。

「お兄ちゃんがプリチャンをやめちゃったのは、私のせいなのかな・・・? そんな私がプリチャンなんて・・・。」
   

 そう考えるりんかの元に、1人の女性が声をかけてきました。それも手品のオマケ付きで。
   
    
 彼女の手品の面白さに、りんかは笑顔になりました。
 女性の名は「マジカルレーン」。さすらいのマジシャンにしてスマイルハンターだと、自称します。
「私はね、みんなの笑顔を見るのが大好きなの。だから、悲しい顔をしている子を見つけると、気になっちゃって。」
   
「え・・・。あの、私、そんなに悲しそうな顔してました?」
「してた、してた! この先自分にはもう楽しい事なんかないって顔だったわよ。」
    
 そして、マジカルレーンは、マジックショーのチラシをりんかにあげました。
   


~ Bパート ~
 その夜、りんかは、新曲の歌詞を考えていました。
「けど・・・、もし私が歌うとしたら・・・。」
   
    
「な、何考えちゃってるのよ、私!」
   

 番組の企画も考えますが、なかなか思い付きません。そんな中、さっき受け取ったマジックショーのチラシに目が行きました。

 そして・・・、
    
    
   
「マジックのタネと体重は秘密だけど、それ以外なら何でも聞いてちょうだい!」
   
 そうか、分かった。だったら、年齢、身長、スリーサイズを聞いとこうか。
 マジックのタネと体重以外なら何でも聞いていいって言ったよね? それなら、年齢、身長、スリーサイズを聞く事は、何ら問題ないと思うんですが?(それでも、空気は読めよ(笑))


「それじゃあ、レーンさんは、どうしてマジックを始めようと思ったんですか?」
「みんなの笑顔が見たいから、かな・・・。」
   
「笑顔?」
「そう。マジックをすると、みんなハラハラドキドキのお目々キラキラで、笑顔になってくれるから! 私は、それが見たいの。」
   
「それで、車に手品の道具を積み込んで、色んな街に行ってはマジックショーをしてるって訳!」
   
「うわー! それって楽しそう!」
「楽しいわよ! ステージから見るみんなの笑顔は最高なんだから!」
   
「ステージから見る・・・、みんなの笑顔・・・。」
   


 少しして、インタビューが終了。直後、マジカルレーンは、誰か1人ショーのアシスタントをしてみないかと言いました。
 誰が出るのかは、カードで決めます。マジカルレーンが差し出した3枚のカードから、ハートのエースを引いた人がアシスタントをする事に。
 みらいはクローバーの5、えもはダイヤのエースを引き、アシスタントにはなれず。という事で・・・、
「アシスタントは、あなたに決まりね! 青葉りんかちゃん!」
    

 りんかは及び腰ですが、周りの強い押しで、アシスタントをやる事に。

 そして、マジカルレーンとりんかは、ショーのステージへ。
   
 始めは固い表情のりんかでしたが、観客達の笑顔を見て、少しずつ笑顔になっていきます。
    
    
   
    
    
   
    
    
   
「これが・・・、ステージから見た世界・・・。」
   


 そして、「いいね」がだいぶ溜まり、ライブができるようになりました。
 ですが、ライブに出るのは、みらいとえもではありません。ライブをやるのはりんかだと、2人は言います。
「だって、今日の番組で一番キラッとしてたの、りんかちゃんだもん!」
「そうそう! りんかのとこが一番『いいね』ついてたしね!」
   
「待って! 私、ライブは・・・。」
   
   
「私・・・、りんかちゃんのライブが見たい! 」
    
「舞台のりんかちゃん、すっごく輝いてた! 楽しそうだった・・・。だから、私、そんなりんかちゃんをもっと見たい!」

   
「だから、どーんといってみようよ! 応援するからさ!」
    
   


 そして、りんかは、ライブのステージに。
   
「りんかです。今日のコーデは、ゴシックフリルコーデ!」
   
「私が大好きなブランド『シークレットアリス』で一目惚れしたコーデなの!」
    
「私のチャンネル、始めまーす!」
   

 そして、曲が始まりましたが・・・、
「新曲の歌詞、まだできてない・・・。けど、今の私の気持ちを言葉にすれば・・・!」
    
   

 曲は「キラリ覚醒☆リインカーネーション」。
    
    
    
    
    
「せーので、やってみた!」
    
   
「イッツショータイム!」
   
    
「魅惑の、ミステリアスマジック!」
    
    
   


 ライブが終わり、みらいとえもは、りんかのライブの出来を褒めます。

 その後、りんかは、マジカルレーンの元に。
「あの・・・、1つ聞いてもいいですか?」
「マジックのタネと体重以外ならね!」
   
「アシスタントを選ぶ時に使った3枚のカード、最後に残った1枚も、ハートのエースじゃなかったんじゃ・・・?」
「どうしてそう思うの?」
   
「レーンさん、そのカードを表にしなかったから・・・。最初から私にアシスタントをやらせるつもりで、先にみらいちゃんとえもちゃんにカードを引かせたんじゃないんですか?」
   
「そこに気付くなんて、あなた、マジシャンの才能あるわね!」
「どうして? どうして、私を選んだんですか?」
   

「それはね、あなたのとびっきりの笑顔が見たかったから!」
「え?」
   
「言ったでしょ? 私はスマイルハンターだって!」
   
   

 そして、りんかとマジカルレーンは別れました。りんかは笑顔でマジカルレーンを見送りました。
    
    
   

 今回は、これで終了です。


次回:「心の迷いを抜けてみた!
 デビューライブを無事に終え、ステージで思う存分輝けたと、りんかは自信を感じます。
 しかし、アンジュから、まだまだ輝ききれていないと指摘されてしまいます。りんかは、プリチャンにまつわる過去の苦い記憶を思い出していました。
 その苦い記憶とは何なのか? そして、りんかは、その苦さを払拭できるのか?


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】
 これまで番組に出る事に遠慮がちだったりんかが、マジックショーのアシスタントで笑顔になれた事を機に、ライブデビューしました。

 という事で、今回は、りんかの初めてのライブシーンが出ました。
 私は、プリチャンに関して何かしらトラウマを抱えていて、出るにしても数回後だと思っていましたので、ここでの初ライブは、意外と早いな、と驚きました。特にトラウマがあるという訳でもなさそうでしたので、下手に引き延ばすのは良くないでしょうね。

 そして、ライブ時のりんかが眼鏡を着けていない事にも驚きました。幼い頃も眼鏡をかけていただけに、眼鏡を着ける事が当たり前だと思っていましたし。
 この点については賛否両論なのかもしれませんが、私はアリだと思います。りんかのブランドは「シークレットアリス」。「シークレット」って「秘密」という意味がありますし、普段の自分とは違う自分を見てほしいという思いがあっての眼鏡なしだったのかな、と思いますね。
 リーン・カーの時といい、「シークレットアリス」にふさわしい良いはっちゃけぶりだったと思います。
 来月上旬から稼働されるゲーム新弾には、りんかが登場する可能性が高く、それも、眼鏡なしバージョンがデフォルトでしょう。その時には、アニメの時の普段のりんかとは違う面白さを堪能したいものですね。まずは、「スキスキセンサー」を踊らせるかな。(笑)

 りんかがこれまでプリチャンに顔見せしなかったのは、兄・ユヅルの事を想っての事だったのでしょう。自分のワガママでユヅルはプリチャン配信を断念したのに、その時のユヅルと同じ年頃になった自分がプリチャンに出るのは申し訳ないんじゃないかと感じたのでしょうね。
 あの頃のりんかは6歳くらいだったでしょう。他人の気持ちに立ちにくい年頃ですし、自分に構ってくれなくなると、その寂しさをぶつけてしまうのは、致し方のないところだと思います。
 ユヅルにはプリチャン好きの多くの友達がいた一方で、りんかには親しい相手がユヅルしかいなかったのでしょう。りんかの住まいや父親の人柄を考えると、両親が家にいる事は少なかったように思いますし、いたとしても仕事に没頭している事が多かったのかもしれません。

 ユヅルについても、我を通さず、妹の想いを通したのは、良かったですね。
 兄貴とはいえ、中学生。友達と遊びたい思いでいっぱいだったでしょうし、ようやくプリチャンができるように身となれば尚更だったでしょう。
 共にプリチャンで楽しめる相手はいくらでもいるし、プリチャンを配信する事は何年経っても可能ですが、りんかにとってのお兄ちゃんはユヅルしかいないですし、大人になれば多忙になり、一緒に遊んでいる時間はほとんどなくなります。2人とも子供の時でしかないでしょう。
 年齢差も結構あるでしょうし(私は6歳差だと見ています)、もし、あそこでりんかを放っておいたら、りんかは2度とユヅルに構われる事はなく、誰にも心を開かなくなっていたかもしれません。今話のライブデビューも、みらいやえもと仲間になる事もなかったでしょう。
 そう思うと、ユヅルが優しいお兄ちゃんで良かったと思いますね。今まで「残念な方のユヅル」とか「チャラチャラしてて、やる気ねーな」なんて思っちゃってゴメンな・・・。

 自分があの時プリチャンで楽しめなかった分、今度は、りんかが自分のまでプリチャンを楽しんでくれる。きっとユヅルはそう思ってるでしょうし、今話のライブデビューも願ったり叶ったりでしょう。
 さて、ライブデビューを果たしたりんかですが、今後も様々な困難にぶつかる事でしょう。その時には、ユヅルとか、みらいやえもとかに頼りつつ、頑張っていってほしいですね。奥底に眠っている強さに期待したいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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