明日の風に吹かれて

日々の感じることを感じるままを綴っていきます。 明日が佳き日になりますように。

国宝展 II期@京都国立博物館

2017年10月20日 11時26分41秒 | つれづれ
国宝展 II期@京都国立博物館


Ⅱ期で行けるのは今日しかないので、ともかく朝一で。
と思ったけど、JRの事故で出遅れて焦ったが、まずは開館前に並ぶ。



並ぶ人数がそれなりに多いなと心配したが、入れば意外とゆったり。
階段を何度か上り下りして気になる国宝を何度も見るなど堪能。


■曜変天目茶碗(龍光院蔵)
今回のお目当。
高さ6.6cm、口径12.1cmとは知っていたが、やはり小振りなんだ。
世界で現存する3点の一つ。

曜変模様を良いと思うかどうかはあるだろうが、漆黒の器で内側には星のようにもみえる大小の斑文には、やはり「スゲェ」と声は出る。
展示ブースも比較的空いていたので繰り返し並んで見た。





■風神雷神図(俵屋宗達 建仁寺)
2年前の「琳派誕生400年記念」でも実物を見たが、何度見ても元気をもらえる。
この構想力、筆の勢い、好きだ。


■秋冬山水図他(雪舟 東博他)
雪舟の国宝6点が勢ぞろい。
ただ雪舟の素晴らしさよりも、この水墨画が描かれた15世紀はヨーロッパではまさにルネサンスが花開いていた時代だったことを思ってしまう。


■聾瞽指帰(空海 金剛峰寺)
三筆の一人空海直筆。
なるほどとは思うが、最澄筆の「伝教大師請来目録」の最後に許可状を記した現地責任者 鄭審則 の堂々たる筆にむしろうっとりする。


■深鉢形土器
土器というよりアートだ。


■千手観音像(東博)
立像の千手観音像を楽しみにしていたが、仏画だった(笑)


楽しめた。
次はIV期だな。






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