漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

老、郎・・・(ロウ):“ロウ・・・”の紛らわしい同音異義語

2017年11月04日 | 気をつけたい同音異義熟語
日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●いきなり冗談だけど、
 「老仏」・・・年老いた釈迦のことかと思った(^^)・・・(広辞苑:①老子と釈尊 ②道教と仏教)・・・
 「老杜(ロウト)」・・・年とったホトトギスのことかと思った(^^)・・・(広辞苑:杜甫の別名)・・・
  *ま、これは、<熟語の読み・一字訓読(その96:準1以下):杜 >のところで、 <杜甫、杜牧関連>ということで、
   小杜(ショウト):晩唐の詩人・杜牧のこと
   大杜(ダイト) :盛唐の詩人・杜甫のこと
   李杜(リト)  :李白と杜甫
   老杜(ロウト) :杜甫のこと
  で案内済みだったけど・・・。
・これも冗談といえば冗談だが、「老分」・・・広辞苑には“ロウブン:長老格の人。先輩。”とあるのみ・・・ネット上の辞書やなんかでは“おいブン”とか“おいわけ”とか読んでるものもあるようだが・・・
 *江戸ものの小説や本にはよく出てくる言葉・・・老分番頭(ろうぶんばんとう)とか老分推戴(ろうぶんすいたい)とか・・・こんなのも、文章題なんかで出たら、知らなければ書けない熟語なのかも知れないな・・・
●さて、本題・・・
・「ロウ・・・」のつく同音異義語で、紛らわしい熟語を整理してみた・・・
<ロウハイ> 「老輩」もあるが、この2つがちょっと紛らわしいか・・・ 
老廃・老癈(ロウハイ):年とって、または古くなって役に立たなくなること。老朽。
老憊(ロウハイ):年とってつかれること。年とって身体の衰えること。
<ロウロウ>「老老」「労労」「浪浪」「琅琅」「朗朗」「牢籠」の6熟語あったが、次の2つが紛らわしいか・・・
老老:非常に年をとったさま
労労:つかれたさま。「・・・とつかれ侘びたる如くなり」
 *なお、余談だが、漢検2には、「牢籠」の意味は、
  牢籠(ロウロウ):①人前に出るのを拒み、引きこもること。
           ②ことば巧みに言いくるめること。術中にはめること。
           ③苦境に立つこと。行きづまり悩むこと。
  の3つだったが、広辞苑では、
  ①ひとまとめにすること。
  ②他人を自分の術中にまるめこむこと。籠絡。
  ③牢屋におしこめること
  ④くるしみこまること。困迫すること。落魄。
  ⑤しりごみすること。限られて伸びないこと。
  と、5つも意味が書いてあった・・・また、中には、類義語になりそうな熟語も書いてあった・・・
<ロウドウ・ロウトウ>
郎等:①所領を持たない者。従者。②武士で、・・・一般に武士の家来。郎党(ろうどう)
郎党:郎等②に同じ。 
*郎等の①はめったに出ないだろうから、普通は、郎等=郎党で理解しておけばよさそう・・・
<ロウショウ>
老少:①老人と若者、老若。②書で、字に骨のあるものと肉のあるもの。
老小:老人と子供。老幼。
 (漢検2)
  老少不定(ロウショウフジョウ):仏)人の寿命は年齢に関係なく、予知できないこと。
                    老人が先に死に、若者があとから死ぬとは限らないこと。人生の無常をいう語。
 *漢検2には「老小」はナイようだ・・・ 

<ロウスイ>
老衰:老いて心身の衰えること
老悴:老いてやつれること
 *漢検2には、「老悴」はないようだ・・・
<ロウシン>
老心:心を砕いて疲れること。まら、疲れた心。心労。
老神:心を労すること。心を苦しめること。心配。心労。
 *違いはよく分からない・・・なお、漢検2には両熟語とも記載ナシ・・・。老心≒老神で良いかも・・・。
👍👍👍 🐔 👍👍👍  

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 断悪修善 ~「断悪」の読み方~ | トップ | 清朗(セイロウ) と 晴朗(セ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

気をつけたい同音異義熟語」カテゴリの最新記事